ウチのボロPCがまたまたいかれてしまったため、久しぶりの更新になってしまいました・・・。
それにしても困った時のコールセンターのお姉さんってえらいですね~。
素人のトラブルに2時間近く電話でつきあってあれこれやってくれました。
(結局それで解決はしませんでしたが)
さて、前回予告したとおり、今回は<栄光学園>の算数についてです。
みんな、「難しい問題」と「そうでない問題」の一番の違いってなんだと思いますか?
自分は、
「自分で場合分けして考えなければいけない問題」=「難しい問題」
なのではないかと考えます。
これは何も算数に限ったことではありません。
人生常にあらゆる事態が起こりえます。
(まさに今の日本の現状です!!)
それぞれの事態に備え、つねに複数にケースを想定し=場合分け、それぞれについての対応策を講じていくこと
こういうことができる人を賢いというのでしょう。
高校数学では場合分けは普通にでてきます。
(例えば判別式、不等式etc)
しかし小学生に自分で場合分けをして考えさせるというのはやはりなかなか手強いですよね・・・。
実際の問題を見てみましょう。
17年度大問3

「はぁ?」
っていうのが受験生の第一印象なのは間違えありません。
こんな問題今まで見たことありません。
そして「考えられる場合をすべて答えなさい。」のフレーズ・・・。
これが好きな子はあまりいないでしょう。
答えが1個なのか、2個なのか、はたまた10個位あるのか・・・。
ただ自分が栄光の問題を「面白い」と思うのは
「場合分けが要求される」という点では難しいが、「問題そのものの設定はけっして複雑ではない」
という点です。
まずは落ち着いて「どのような視点から場合分けしてみればよいか」考えてみましょう。
自分のカードの大きさが何番目かわかるというのですから、
「自分が何番目なのか」
という視点から大きくザックリ場合分けしてみます。
1 自分が1番大きい
2 自分が2番目に大きい
3 自分が3番目に大きい
4 自分が4番目に大きい
4人ですからこのどれかしかないわけですね。
これで場合分けは完了です!
「えっ、これだけでいいの?」
と思いますよね?
でもそんな君はこの問題を見て初めにこういう風に場合分けしてみるべ~、って考えられますか?
次はそれぞれの場合について具体的なカードの数字を考えていきます。
1の場合 自分が4,5,6で自分以外が{1,2,3}
2の場合 自分が3,4,5で自分以外が{1,2,6}
3の場合 自分が2,3,4で自分以外が{1,5,6}
4の場合 自分が1,2,3で自分以外が{4,5,6}
これだけあります。
これを並べてみると
①{1,2,3,4}②{1,2,3,5}③{1,2,3,6}
④{1,2,3,6}⑤{1,2,4,6}⑥{1,2,5,6}
⑦{1,2,5,6}⑧{1,3,5,6}⑨{1,4,5,6}
⑩{1,4,5,6}⑪{2,4,5,6}⑫{3,4,5,6}
ここで③と④、⑥と⑦、⑨と⑩は同じなのでダブりを消して答えは9通りだ~!!
ちょっと、待った~!!
ここに最後にして最大の落とし穴が待っています。
もう一度問題文をよく読んでみましょう。
わかったかな・・・?
問題文にはこう書いてありますね。
「自分のカードの数字が・・・1人だけいました。」
③と④の{1,2,3,6}の時、
6のカードを持っている人は自分が1番、3のカードを持っている人は自分が2番と4人のうち2人が自分が何番目かわかってしまうことになるので、この場合はダブりを消すどころではなく、この場合そのものを省かなければいけません。
「よっしゃ、できた~!」
と思った後にひそむこの罠、全くやってくれますよね!
こういう事は栄光や麻布ではごく普通にあります。
開成や聖光でも時々見かけますが、基本的にはあまりありません。
問題の設定などは開成や聖光のほうが複雑だったりしますが、最後のチェックをし忘れてもOKという意味では初めの場合分けさえできてしまえばあとはそれぞれについて考えていくだけなのである意味素直です。
まとめます。
<栄光の算数>
①初めに大きく場合分けする視点
②場合分けしたそれぞれについて条件を整理し、調べていく
③最後に問題文全体から、条件にあわないものや、矛盾するものがないかチェック
初めに記したようにこれは栄光に限りません。
(最後のチェックが基本的に不要な開成でもやるにこしたことはありません。)
また、実は受験算数のみで必要とされているわけではなく、こういう考え方を身に付けておくことは将来きっと役にたちます。
AXIZ進学教室の難関校特別コースでは常に「初めにどうするか」を意識して考えてもらうようにしています。
こういう学校をめざしているみんなもこの視点を頭の片隅にでもおいておくとよいでしょう。
宿題
次の問題ではまず初めに何を考えますか?
(答えを出す必要はありません)
栄光17年度大問4

それにしても困った時のコールセンターのお姉さんってえらいですね~。
素人のトラブルに2時間近く電話でつきあってあれこれやってくれました。
(結局それで解決はしませんでしたが)
さて、前回予告したとおり、今回は<栄光学園>の算数についてです。
みんな、「難しい問題」と「そうでない問題」の一番の違いってなんだと思いますか?
自分は、
「自分で場合分けして考えなければいけない問題」=「難しい問題」
なのではないかと考えます。
これは何も算数に限ったことではありません。
人生常にあらゆる事態が起こりえます。
(まさに今の日本の現状です!!)
それぞれの事態に備え、つねに複数にケースを想定し=場合分け、それぞれについての対応策を講じていくこと
こういうことができる人を賢いというのでしょう。
高校数学では場合分けは普通にでてきます。
(例えば判別式、不等式etc)
しかし小学生に自分で場合分けをして考えさせるというのはやはりなかなか手強いですよね・・・。
実際の問題を見てみましょう。
17年度大問3

「はぁ?」
っていうのが受験生の第一印象なのは間違えありません。
こんな問題今まで見たことありません。
そして「考えられる場合をすべて答えなさい。」のフレーズ・・・。
これが好きな子はあまりいないでしょう。
答えが1個なのか、2個なのか、はたまた10個位あるのか・・・。
ただ自分が栄光の問題を「面白い」と思うのは
「場合分けが要求される」という点では難しいが、「問題そのものの設定はけっして複雑ではない」
という点です。
まずは落ち着いて「どのような視点から場合分けしてみればよいか」考えてみましょう。
自分のカードの大きさが何番目かわかるというのですから、
「自分が何番目なのか」
という視点から大きくザックリ場合分けしてみます。
1 自分が1番大きい
2 自分が2番目に大きい
3 自分が3番目に大きい
4 自分が4番目に大きい
4人ですからこのどれかしかないわけですね。
これで場合分けは完了です!
「えっ、これだけでいいの?」
と思いますよね?
でもそんな君はこの問題を見て初めにこういう風に場合分けしてみるべ~、って考えられますか?
次はそれぞれの場合について具体的なカードの数字を考えていきます。
1の場合 自分が4,5,6で自分以外が{1,2,3}
2の場合 自分が3,4,5で自分以外が{1,2,6}
3の場合 自分が2,3,4で自分以外が{1,5,6}
4の場合 自分が1,2,3で自分以外が{4,5,6}
これだけあります。
これを並べてみると
①{1,2,3,4}②{1,2,3,5}③{1,2,3,6}
④{1,2,3,6}⑤{1,2,4,6}⑥{1,2,5,6}
⑦{1,2,5,6}⑧{1,3,5,6}⑨{1,4,5,6}
⑩{1,4,5,6}⑪{2,4,5,6}⑫{3,4,5,6}
ここで③と④、⑥と⑦、⑨と⑩は同じなのでダブりを消して答えは9通りだ~!!
ちょっと、待った~!!
ここに最後にして最大の落とし穴が待っています。
もう一度問題文をよく読んでみましょう。
わかったかな・・・?
問題文にはこう書いてありますね。
「自分のカードの数字が・・・1人だけいました。」
③と④の{1,2,3,6}の時、
6のカードを持っている人は自分が1番、3のカードを持っている人は自分が2番と4人のうち2人が自分が何番目かわかってしまうことになるので、この場合はダブりを消すどころではなく、この場合そのものを省かなければいけません。
「よっしゃ、できた~!」
と思った後にひそむこの罠、全くやってくれますよね!
こういう事は栄光や麻布ではごく普通にあります。
開成や聖光でも時々見かけますが、基本的にはあまりありません。
問題の設定などは開成や聖光のほうが複雑だったりしますが、最後のチェックをし忘れてもOKという意味では初めの場合分けさえできてしまえばあとはそれぞれについて考えていくだけなのである意味素直です。
まとめます。
<栄光の算数>
①初めに大きく場合分けする視点
②場合分けしたそれぞれについて条件を整理し、調べていく
③最後に問題文全体から、条件にあわないものや、矛盾するものがないかチェック
初めに記したようにこれは栄光に限りません。
(最後のチェックが基本的に不要な開成でもやるにこしたことはありません。)
また、実は受験算数のみで必要とされているわけではなく、こういう考え方を身に付けておくことは将来きっと役にたちます。
AXIZ進学教室の難関校特別コースでは常に「初めにどうするか」を意識して考えてもらうようにしています。
こういう学校をめざしているみんなもこの視点を頭の片隅にでもおいておくとよいでしょう。
宿題
次の問題ではまず初めに何を考えますか?
(答えを出す必要はありません)
栄光17年度大問4



