明けましておめでとうございます。
明日の我が家をコツコツつくる、札幌の整理収納アドバイザー 渡辺 詩子です。
年末は仕事納めの後に気を抜いて、ちょっと不調になってしまい、なんとかできることだけ年末仕事をして、義実家でのんびりとお正月を過ごしました。
おみくじは大吉。
「さみしさに なんとはなくて来てみれば うれし桜の花ざかりかな」
とても素敵な短歌。うまくいかない日にも、どこかに咲いている花に目を留めて和むことができる、そんな人生を送りたいものです。
4日はパートの仕事始め。新雪を踏んで歩く駅までの道のりはまだ人もまばらで、新鮮な気持ちで職場に向かいました。
一昨年始めたパートはいつの間にかほぼフルタイムです。パートのお仕事を通して自分の得意不得意を自覚したり、「傾聴」ということを深く考えたり、とても勉強になっています。応対品質の評価により社内で表彰していただけたり、最初はお怒りだったお客様が最後は気持ちよく電話を終えてくださるとまた頑張ろうという気持ちになります。
その反面、整理収納のお仕事はペースダウンせざるを得なくなっております。
自宅での「暮らしスッキリお片づけレッスン」は2019年に2期生さんが卒業され、現在3、4期生さんと月に一度開催しています。
ワークをしてくれている間にお茶を入れます。
時に自宅の収納を見ていただきながら、時には私もなかなか人に話すことのない、心の内を話しながら、(片付けを深く考えると、どうしても自分自身の核心部分と向き合う必要があるからです)濃い時間を過ごしています。
継続して作業させていただいているお客様も、成果を喜んでくださり、お片付け熱が高じて先日とうとう整理収納アドバイザー2級を受講されていました。やる気に満ち溢れた様子はこちらまで元気をいただけます。
又、2019年は色々なイベントでスタッフとしてお仕事をさせていただきました。
5月 入沢紀子さん出版記念パーティー
イベントではありませんが、私の原点であるだぃこさんの「おうちスタイル・レッスン」のアシスタントも続けさせていただいております。
限られた時間での作業に苦労することもありましたが、主催者の思いを参加される方にお伝えできるようにと取り組みました。どのイベントも幸せな気持ちで走り切ることができ、関わらせていただけたこと、お声をかけていただけたことに心から感謝しています。
2020年のテーマは
「自分で定位置を決める」
お片づけでも、「定位置を決めること」で、片付けやすさがガラリと変わります。
整理収納を学び「定位置の決め方」がわかると、その考え方はモノだけでなく生活全般に使われるようになりました。
モノの定位置だけでなく、「こういう場合はこうする」という「コト」に対する自分なりのルール、（定位置のようなもの）をたくさん決めました。
ストックを買うタイミングや、買ってきたストックのしまい方のような細かいことから、「ここは言おう」「ここは聞こう」というようなコミュニケーションも自分で決めたルールを意識しました。たくさん聴いてたくさん伝えると、家の「居心地のよさ」は一人のものではなく家族で共有できるものになり、家族仲がとてもよくなりました。
私のお片づけのテーマは
「すべてのものに定位置を すべてのものを定位置に」
今、私自身の居場所は家庭に、私の心の定位置は私自身の中にでき、しっくり収まっている感じです。
家族全員がこんな風にしっくりできる家だといいな。
お片づけをお伝えする上でも「どうしたい？」から「そのためには、どうする？」と心を決めていただくことが行動の起点になるのではないかな、と感じます。
昨年スタッフとして参加した、粂井優子さんの講演で人が幸せを作る要素の一つは「自己決定」というお話がありました。
誰かが決めたことではなく、自分自身が「こうなりたい」「こうしたい」と思う、もっと言えば「自分の気持ちに気付く」ところをサポートしたい、次の「ではどうする？」をご自身で導き出すお手伝いがしたいと思います。
幸せは、お金で買うのでも、誰かに叶えてもらうのでもなく、自分で気付いて、決めて、動けば、自分でつくることができます。何かがうまくいかなくても、小さな吉兆に気付きふっと笑顔を取り戻せるなら、自分は大丈夫と信じていいと思うのです。
お片づけと子育て、全然違うようで似ているところがあります。共通点は私にとっては大切な軸。整理収納や子育て支援の活動を通して、ママ達、子ども達に伝えていけたらと思っています。
長いブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
2020年1月 渡辺詩子
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