暮らしスッキリお片づけレッスン2期修了 | next nest*

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札幌在住の整理収納アドバイザーです。

毎日ちょっとずつ、家を整えています
昨日よりちょっとだけ、我が家の暮らしを好きになるように
そして、家を整えることで家族を思う気持ちが伝わるように

明日の我が家 next nest* を作る毎日を綴っています

おはようございます。

整理収納アドバイザーの渡辺 詩子です。
暮らしスッキリお片づけレッスン、渡辺クラス2期が先日最終回を迎えました。
 
3名の受講生さんたち、本当に頑張ってくださいました!
 
最初のレッスンでお話を伺ったら「もう本当にどうしたらいいか」と途方に暮れて泣いてしまった方。
 
マンションの同じ間取りのおうちに遊びに行ったらとてもすっきり片付いたおうちで、「私もこんな風にしたい!」と奮起された方。
 
そして、アドバイザーを目指してお勉強中の方が試験の準備と並行して学びに来てくださいました。
 
1年間を振り返ってのみなさんのご感想を抜粋すると…
 
*自分が好きなもの、嫌なこと、どんな風に暮らしたいのかが腑に落ちてわかった!
 
*物の定位置が決まって、「出したら戻す」ができるようになったし、新しく物を買う時には「必要かどうか」を考えるようになった
 
*何をどうしたら、どこから片付けたらいいかわからなかったのが、片付けのやり方がわかった
 
*見違えるほど整ったけれどまだ中間地点。これから家中の書類をファイリングして、不要なものを夏までに手放したい!
 
*宿題は全然できませんでしたが、うたこさんがやさしくて1年通えました
(いえいえ、たくさんのモノを整理して頑張ってくださいました!ありがとう!)
 
「私がやったファイリングを見てお義母さんに『私のもお願い』って頼まれた」
「定位置を決める時、先にパパに好きなスペースを決めてもらい、それから他の人のスペースを決めたら上手くいった!」
「子ども部屋のお片づけをムスメと鼻歌まじりでやりました」
 
毎月、ご家族とのステキなエピソードを聞かせてくださった方もいらっしゃいました。
 
逆に、「せっかく片付けたのに使いにくいって言われちゃった」ということもありました。実は私も洗面所を片付けすぎて息子に「俺もう歯磨きしないと思う」と言われ、慌てて元に戻したことがあります。実はそれもコミュニケーション。
 
収納は一度作業して終わりではなく、様子を見ながら調整可能です。どうしたらもっと使いやすいか?どうしたら快適か?家族の様子を観察したり、話を聞いたりすることで、家族の「戻しにくい」に気づいたり、自分の「片付けたい」をご家族に伝えることができたのではないかと思います。
 
毎月の整理収納の宿題は、初めて本格的な片付けをする方には大変だったたと思います。みんなで毎月の成果を讃え合い、レッスン生さん同士もいつも励まし合っていました。お片づけ仲間の存在がお互いの支えになりました。
 
レッスンでは、よく話が脱線しました。
脱線した先でも、家族の話がほとんど。子どものこと、夫のこと、そして親のこと。みなさんから私が教えていただくこともたくさんあり、レッスン生さんのお話を聞くのはいつも楽しみでした。
 
2期クラスは、私も含めみんなお母さん。
 
子どもをどんな大人に育てたいか、そのために親としてなにが出来るか。そんな話になったこともありました。
 
タレントのつるの剛史さんが育休中に「ママたちがSNSにはまるのわかる!」と共感されていました。家族以外に誰も見ない家事は、評価されてる感じが薄いと。「いいね!」が嬉しいと。
 
私もそう思います。認めて欲しかった。いないと困ると思って欲しかった。だから、昔の私はせっせと家族の世話を焼き、「私、主婦だからさ。」と家の仕事を独り占めしようとしていました。
 
ところが、子どもが大きくなるにつれ忙しくなり、独り占めしていた「家のこと」がうまくできなくなりました。イライラモヤモヤ。できない自分は家の中で価値がなくなったように感じてしまうことも。お片づけを学び始めたのはこの頃です。
 
お片づけを学んだことで、私の仕事は「仕組みを作る」ことと考えを改め、家事を家族にもお願いできるようになりました。分担してもらうと、主婦としてはものすごく助かる♪家族に感謝や労いの言葉を言う機会が増えました。
 
「ありがとう!助かる!あなたがいてくれて良かった!」
 
多分これは私が言われたかった言葉なのだけど、不思議なもので、家族に言う機会が増えたら、私の家事に対しても同じように感謝や労いの言葉をかけてもらうことが増えました。日々そう言う言葉を言い合っていると、前にも増して家族仲が良くなります。
 
我が家は、「他人が見たら引くかも」というレベルで仲良しになりました。
 
大人が子どもに愛情を注ぐとか、成長させるとか思っていましたが、そんな一方的なものではないようです。親になって16年と少し。実際は子育てを通して、私も家族に育ててもらっているのだなぁと感じています。
 
本気の片付けは、モノと向き合い、家族と向き合い、自分自身とも向き合う、コミュニケーションワークでもあります。
 
どんな家に住みたいか?
どんな風に暮らしたいか?
から、
どんな子育てをしたいのか?
どんな家族になりたいか?
その中でどんな自分自身でありたいか?
 
を見つめ直す機会になります。
 
本気の片付けの先には、「使いやすい収納」「快適なおうち」というハード面と、「家族と穏やかに過ごせる」「感謝と思いやりが家族に根付く」というソフト面の充実があります。
 
片付けを通して、おうちや、家族や、ご自身をもっともっと好きになって欲しいと思っています。
 
本気でお片づけに向き合ってくれた、2期の皆さま、ご卒業おめでとうございます!!
 
レッスン開始当初はお顔出しNGだったので控えていたのですが、今野喜代美さん(右)が受講後にFacebookでステキにご紹介くださいました。ありがとうございます。嬉しかったです💕
期間中に整理収納アドバイザー1級に合格されて、新しいお仲間たちとどんどん学びを深めていらっしゃいます。これから、アドバイザー仲間としてお会いできるのを楽しみにしています!!
 
最終回のレッスン後は、打ち上げにラブラブ
隠れ家的な一軒家のカフェ、Misaki coffee & roasteryさんへ。ビーフシチュー、とっても美味でした!
 
またみんなでお会いしましょうねラブラブ
 
「暮らしスッキリお片づけレッスン」はただいま3期のレッスンを開催中です。
 
4期は、夏休み明けにスタートします!
月に一度お茶を飲み飲みお片づけと家族のコミュニケーションについて語ります。
 
日程は後日お知らせいたしますが、詳細はこちら
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