日曜の朝にあの結末は切なすぎる。でも立派に有終の美を飾った真の仮面ライダーと、間違いなくブレイドは言えるでしょう。
そして今思い出したのが、「剣(ブレイド)」の注目ポイントの一つで、アフレコです。椿隆之さん筆頭に仮面ライダーが戦う時の掛け声が迫真の演技なんです。以前に一気見した「仮面ライダークウガ」のオダギリジョーさんに続いて震えを覚えました。ブレイドたちの戦いというのはほかのライダーに比べて結構泥臭い、過酷な状況での戦いが多かった印象です。それにあのリアルな息遣いとアフレコ(ウェイ!など)。戦闘シーンを際立たせている大事な要素です。それだけに前半のライダー陣の素面の演技が...まあ最後は成長したんで問題ないな、うん。
以上
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レビュー後編
注意です。
作品データ、大まかな内容の説明は、前編レビューで確認することが出来ます。
※本文は第31話から最終話までを見た上でのレビューになります。
平成ライダー特有の細かな設定が今作でも組み込まれてはいたものも、前半期はそこに集中することはなく、あくまでアンデッドと戦う人々の心情変化をメインに描く作風となっていました。
けれど、それもブレイドに変身する剣崎がジャックフォーム、キングフォームへと進化することにより、物語の核心に迫ることになり、戦いも過酷になっていきます。職業として活動する仮面ライダーの人間ドラマから、世界の存亡を賭けたスペクタクルに躍進するとは、まあすごい方向転換。
今回筆者は初めて全エピソードの脚本担当を確認しながら鑑賞していたのですが、納得でした。話の進め方、引き方などの「違い」はよくよく見ればわかります。中盤になって担当を変えるのは物語のテイスト、キャラクターの崩壊など、リスクの高いパターンが多いです。個人的にはディケイド、響鬼なども...未完のイメージが拭えない。でも「剣(ブレイド)」はその変更が驚くレベルでいい結果をもたらしています。複雑に絡み合う人間ドラマ、成長劇、キャラ紹介が前半ならば、後半は設定から派生した脅威との戦いを1番の縦軸として置く、全く中だるみすることがなく、結果論ではありますが面白い状態で走り抜けることができていると思います。逆に、変えずにあのテイストだったら伏線回収や盛り上がるタイミングがもっと遅くなってたかもしれません。本当に、よく持ち直しました。
キャラクターに関してはブレるどころか、むしろすごく自然な成長を遂げているので、見ていてすごくエモかったです。脚本側もキャラを理解した人がちゃんと引き継いでくれたようで何より。まあ、井上さんと會川さんという時点で信頼できるのだけれど。感情移入して応援したくなるようになっています。成長ということに関しては剣崎、始、その他、戦いに関わるメインキャラ全員に言えることだと思います。(睦月とか本当に大変だったな!泣)
その中でも筆者が特筆したいキャラを挙げるならば、ギャレンに変身する橘さんがまさにそれ。ずっと騙されまくりではありましたが、戦う度に恐怖心に苦しむ情けない先輩が、クライマックスでは仲間思いの頼れる先輩ライダーとして覚醒しているあたりとか。
そして広瀬さん!
大げさと言われても構いません。個人的には、彼女はヒロインポジの理想だと僕は思いました。ライダー陣が情けなかった頃から、彼らがブレた時にはひっぱたいて喝を入れ、ピンチや孤独の時には優しさと強いサポートをくれる.......キングフォームへの覚醒回(第34回)とかはもう最高ですよ、マジで。戦う男を支えるヒロインの在り方についての代表例。俺も是非広瀬さんにサポートしてもらいたいなと思うばかり。(戦う機会なんて無いけどね!泣) せっかく良いキャラ、女優さんだからもっとヒロインヒロインして可愛くさせれば良いのに、とも思ったんだけど、あの服装でパソコンに向かってサポートするのが、あれはあれで(職業人の)リアルさを際立たせて良かったのかな、などと思ったりもします。
大げさと言われても構いません。個人的には、彼女はヒロインポジの理想だと僕は思いました。ライダー陣が情けなかった頃から、彼らがブレた時にはひっぱたいて喝を入れ、ピンチや孤独の時には優しさと強いサポートをくれる.......キングフォームへの覚醒回(第34回)とかはもう最高ですよ、マジで。戦う男を支えるヒロインの在り方についての代表例。俺も是非広瀬さんにサポートしてもらいたいなと思うばかり。(戦う機会なんて無いけどね!泣) せっかく良いキャラ、女優さんだからもっとヒロインヒロインして可愛くさせれば良いのに、とも思ったんだけど、あの服装でパソコンに向かってサポートするのが、あれはあれで(職業人の)リアルさを際立たせて良かったのかな、などと思ったりもします。
あと今更ですけど、登場するライダー4人、皆んなカッコいいよ!(素面も皆んなイケメン) 虫のモチーフを継承しつつも平成の世で違和感を感じさせない、考えられたデザインですよ。それに加えて戦闘シーンも多めだったのが見ててワクワクした理由の一つでもあります。4人っていう人数も良い。戦隊のように奇数である必要もないし、常にチームプレイをする必要もない。それぞれが各々の使命を背負って戦う、孤独のヒーロー。それが仮面ライダー!
と勝手に俺は定義づけているんだけど、孤独っていうのは根本のことだけであり、ライダーだって戦隊とは違う形(それぞれの場所で)で協力しながら戦っている。今作では戦隊と仮面ライダーの違いというものをエピソードを通してはっきりと提示しています。同時に放映していた「特捜戦隊デカレンジャー」とは全体の色合いも対照的でした。明るい作品を好む人にとっては敬遠されたりしたかもしれませんが、今となっては筆者は「仮面ライダー剣(ブレイド)」は良い意味で尖った作品だった、と感じています。シリアス、複雑なストーリー、熱い人間ドラマが見れる特撮を求める人に、強くオススメしたいです。
・余談(注目ポイントと少しの不満点について)
そして今思い出したのが、「剣(ブレイド)」の注目ポイントの一つで、アフレコです。椿隆之さん筆頭に仮面ライダーが戦う時の掛け声が迫真の演技なんです。以前に一気見した「仮面ライダークウガ」のオダギリジョーさんに続いて震えを覚えました。ブレイドたちの戦いというのはほかのライダーに比べて結構泥臭い、過酷な状況での戦いが多かった印象です。それにあのリアルな息遣いとアフレコ(ウェイ!など)。戦闘シーンを際立たせている大事な要素です。それだけに前半のライダー陣の素面の演技が...まあ最後は成長したんで問題ないな、うん。
そして不満点。35話と36話で登場した家族のいない少女、あの子の年齢をもっと小学校高学年くらいに引き下げるべきだな、と感じました。あの性格でよく高校まで進んだなとつっこみたくなるし、キャラ設定的にもキャスト的(大根!)にも無理がある。
最終回
最初のあの最終回を見たときはあまりの切なさにすぐには立ち直れなかったのを覚えています。今では「これこそライダーの行き着く道の正解例」といきったりすることもあるw でも言い過ぎではないと思う。結局は、仮面ライダーという異形が「孤独」に行き着くのは不思議なことではないな、と。今のニチアサでは絶対やれないよな、切ないけどこういう貫いたものをまた見たいな、と思ったりもします。(のちに「ビルド」がそれを叶えてくれました。)
以上
「仮面ライダー剣(ブレイド)」
レビュー
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