慶應大学、牛島ゼミの皆さんと


ピープルデザイン研究会の二回目の授業、お疲れ様でした。
それぞれが持ち寄った、世の中のピープルデザインな、
モノやコト。まだまだ沢山あるはずです。
固定概念を捨て、身の回りの不自由さにヒントを
求めてみてください。
今日の発表の中にも、色々なヒントがありました。
ちなみに、三田キャンパスの新校舎、
このトイレもとってもピープルデザインな逸品でしたね。
白地のメンズ便器に、鮮やかなブルーの標的。
これ随分前に、オランダのスキポール国際空港の
トイレに導入されたテクニックです。
国籍の違う人々に、「零すなよ!」とメッセージする
コミュニケーション手段として、アイコンを便器にプリント。
ついつい狙っちゃうでしょ?
あの空港の便器に付いてた絵は、
ズバリ、ハエでした!
ちなみに、もう一つのコミュニケーション=メッセージが、
このメンズ便器の周囲に隠されています。それは何でしょう?
次回の授業までにリサーチを怠らないように。
5/10の研修でのご意見への返答
新入社員研修にて、Nextideとピープルデザインについての
レクチャーをお聞きいただいた方数名から、
以下のご意見を頂戴したので、回答いたします。
ご意見:
NextideのHPを見ましたが、文字が小さく、
音声ガイドなども搭載されていません。
福祉がテーマの取り組みであることと、障害者への対応としては、
不完全ではないのですか?
-----------------------
こんばんわ。
Nextideスタッフの田中です。
先日は、大変お疲れ様でした。
またこの度のご意見、ありがとうございます。
早速ですが、
弊社HPに関するご意見について返答致します。
ご指摘のポイントは、主に視覚にハンディをお持ちの方への
配慮に関することと推察いたします。
見た目ではわからないかと思いますが、
弊社HPは現状、視覚障害者の多くの方が使用している
主要3タイプの音声読み上げソフトに
対応した作りになっております。
(文字は画像データにせず、テキストデータで入れ込み、
画像データには、読み上げに対応すべくテキスト情報
を入れております。)
実は私達も、視覚障害者の皆さんとお付き合いするまで
知らなかったのですが、ウエブ検索をされる視覚障害者の方々の
ほとんどが、すでにご自身のPCに音声読み上げソフトを
インストールされています。これは近眼の方が毎日の生活で、
すでにメガネをかけたりコンタクトをつけている状態と同様です。
北米で施行されているソーシャルアクセシビリティ法に準じ、
弊社は上記の対応、即ちサイト制作時のバックグラウンドに
力点を置きました。
サイトのHPは文字の大きさや、音声ソフトの搭載/提供よりも、
実際の視覚障害者ご本人には、この制作方法や背景の方が
より重要なのです。(御社のHPは大丈夫ですか?)
とは言え、現状では弱視の方への対応が不十分なので、
現在クラウド型の音声読み上げソフトの導入準備を進めております。
また、今までは文字に関しては小さいままにしてきました。
あくまでもデザインとイメージにこだわりながら、
ファッション感度の高い人達=これから父となり母となる皆さんを
主要ターゲットに据え、メッセージする事に重きを置いてきたので、
あえて、従来の福祉的なアプローチで当たり前とされている様な
文字の大きさや、音声ソフトは、意図的に採用してこなかったのです。
ハンディを解決する機能を包含しながら、見え方はカッコ良さや可愛さを
最優先させる、ピープルデザインの思想の具現化のカタチがコレなのです。
ご存知かとは思いますが、
例えば車椅子ユーザーや、四肢麻痺の方々etc...、
一般的に障害者と呼ばれている全ての方々が
必ずしも、字が小さいと読みにくいというわけではありません。
文字の判読率については、限りなく
一般の私達と同じ方の方が、むしろ多かったりもするんですね。
ちなみに、福祉的な活動をする団体の多くが、
名刺に点字のエンボスを入れた形状にされていますが、
同じ理由で、私共は名刺に点字のエンボスを入れる予定は
今後もありません。
後天的な視覚障害の場合、失明時の年齢により、
必ずしも点字が判読できるわけではなかったりします。
よく見る歩道の点字ブロックも、車椅子ユーザーやベビーカーなどには、
時に危険な要素になるなど、既存の福祉的施策も、角度を変えて見直し、
常に目的と対象を考えるクセと、修正の努力はかかせません。
今までの福祉の世界のスタンダードを、須藤を筆頭に私たちスタッフが
ハンディをお持ちの方々の実情をお伺いしつつ、
新たな表現方法でカタチにしていきたいと思っています。
これからも私共は、ピープルデザインの視点で、
国内外のトップクリエーターと協業しながら、
時代の空気に敏感な方々にメッセージしていくという事を
プロジェクトの根幹に据えて展開して参ります。
長くなりましたが、
また何かご不明な点がございましたら
いつでもご連絡ください。
更なるご意見お待ちしております。
今後とも、Nextideをよろしくお願い致します。
Nextideスタッフ 田中
レクチャーをお聞きいただいた方数名から、
以下のご意見を頂戴したので、回答いたします。
ご意見:
NextideのHPを見ましたが、文字が小さく、
音声ガイドなども搭載されていません。
福祉がテーマの取り組みであることと、障害者への対応としては、
不完全ではないのですか?
-----------------------
こんばんわ。
Nextideスタッフの田中です。
先日は、大変お疲れ様でした。
またこの度のご意見、ありがとうございます。
早速ですが、
弊社HPに関するご意見について返答致します。
ご指摘のポイントは、主に視覚にハンディをお持ちの方への
配慮に関することと推察いたします。
見た目ではわからないかと思いますが、
弊社HPは現状、視覚障害者の多くの方が使用している
主要3タイプの音声読み上げソフトに
対応した作りになっております。
(文字は画像データにせず、テキストデータで入れ込み、
画像データには、読み上げに対応すべくテキスト情報
を入れております。)
実は私達も、視覚障害者の皆さんとお付き合いするまで
知らなかったのですが、ウエブ検索をされる視覚障害者の方々の
ほとんどが、すでにご自身のPCに音声読み上げソフトを
インストールされています。これは近眼の方が毎日の生活で、
すでにメガネをかけたりコンタクトをつけている状態と同様です。
北米で施行されているソーシャルアクセシビリティ法に準じ、
弊社は上記の対応、即ちサイト制作時のバックグラウンドに
力点を置きました。
サイトのHPは文字の大きさや、音声ソフトの搭載/提供よりも、
実際の視覚障害者ご本人には、この制作方法や背景の方が
より重要なのです。(御社のHPは大丈夫ですか?)
とは言え、現状では弱視の方への対応が不十分なので、
現在クラウド型の音声読み上げソフトの導入準備を進めております。
また、今までは文字に関しては小さいままにしてきました。
あくまでもデザインとイメージにこだわりながら、
ファッション感度の高い人達=これから父となり母となる皆さんを
主要ターゲットに据え、メッセージする事に重きを置いてきたので、
あえて、従来の福祉的なアプローチで当たり前とされている様な
文字の大きさや、音声ソフトは、意図的に採用してこなかったのです。
ハンディを解決する機能を包含しながら、見え方はカッコ良さや可愛さを
最優先させる、ピープルデザインの思想の具現化のカタチがコレなのです。
ご存知かとは思いますが、
例えば車椅子ユーザーや、四肢麻痺の方々etc...、
一般的に障害者と呼ばれている全ての方々が
必ずしも、字が小さいと読みにくいというわけではありません。
文字の判読率については、限りなく
一般の私達と同じ方の方が、むしろ多かったりもするんですね。
ちなみに、福祉的な活動をする団体の多くが、
名刺に点字のエンボスを入れた形状にされていますが、
同じ理由で、私共は名刺に点字のエンボスを入れる予定は
今後もありません。
後天的な視覚障害の場合、失明時の年齢により、
必ずしも点字が判読できるわけではなかったりします。
よく見る歩道の点字ブロックも、車椅子ユーザーやベビーカーなどには、
時に危険な要素になるなど、既存の福祉的施策も、角度を変えて見直し、
常に目的と対象を考えるクセと、修正の努力はかかせません。
今までの福祉の世界のスタンダードを、須藤を筆頭に私たちスタッフが
ハンディをお持ちの方々の実情をお伺いしつつ、
新たな表現方法でカタチにしていきたいと思っています。
これからも私共は、ピープルデザインの視点で、
国内外のトップクリエーターと協業しながら、
時代の空気に敏感な方々にメッセージしていくという事を
プロジェクトの根幹に据えて展開して参ります。
長くなりましたが、
また何かご不明な点がございましたら
いつでもご連絡ください。
更なるご意見お待ちしております。
今後とも、Nextideをよろしくお願い致します。
Nextideスタッフ 田中
新入社員の皆さんへ


5/9,10の研修、大変お疲れ様でした。
またNextideとピープルデザインのレクチャーを
聞いて頂き、本当にありがとうございました。
「本気モード全開=古いタイプのうるさいオヤジ」
スタイルの一時間は、さぞかしご迷惑なひとときだった
かもしれませんね。笑。
僕に気合を入れられた君。
僕は怒っていたのではないのです。
ただただ本気で君たちに伝えたかったのです。
社会人としての「知識を得る」「自分で考える」「行動する」
ことはそれぞれ次元の異なるものです。
それを「修正」しながら「継続する」には、
まさしく覚悟と責任感、そして「本気」が必要です。
仲間と仲良く和気あいあいと、、、
というニュアンスとは真逆の視座かもしれません。
世の中で活躍する全ての「プロ」に共通して
見えるもののひとつがその点ではないかと思うのです。
僕は、そういう職業人としての心構えと様々なスキルを、
君の会社で教えていただいきました。
君にとっての「お客様=クライアント」は誰か?
君のクライアントやチームに貢献してください。
そして社会に貢献することでクライアントに
利益をもたらせたなら最高ですね。
お客様が求める、期待を越えるプレーを継続して
見せ続けた未来には、多くのファンが君に集まることでしょう。
ブランド名から社会貢献へ。
新しい潮流が激しく流れる中、
Power of Fashion、ファッションのチカラは無限です。
皆さんと、いつかどこかでご一緒できる日を、
楽しみにしています。
どうもありがとう。
Nextide代表
須藤シンジ
ヒントと可能性
TVをつけたまま、何か別の事をしている時、
TVから入ってくる情報はラジオ同様、音声だけになります。
震災後からTVで流れているACのCMで、
有名人の方々が次々に登場し、
メッセージを伝えるバージョンのものを
初めて観た(聞いた)のは
別の事をしていて、画面を観ていない時でした。
その時、TVから流れる音声だけで、
数名の方は誰かわかったのですが、
わからない方もいました。
数時間後に映像を観た時に、
誰が誰なのか、わかりましたが
それまでは、「あの声は誰だったのかな」
と、気になってました。
その後、ラジオを聞いている時に、
同じCMのラジオバージョンが流れました。
内容は、まったく一緒なのですが、
1つだけ違う点がありました。
登場する芸能人の方々が、
メッセージを言う前に、自分の名前を名乗るんです。
これ、TVバージョンでも入れればいいのになと、
純粋に思いました。
有名な方が出演していますが、
観てる人の中には、誰だかわからない人も
きっといると思いますし、決して
多すぎる情報ではないと思います。
このCMのTVとラジオでの違いに、
新たなる音声ガイダンスのヒントと可能性を感じました。
by Masa

