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【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

京都在住のMTFトランスジェンダー・あけみが、気まぐれにお送りする戯言集。(コメントは受け付けておりません)

★5/31、ロマアラの帰りに彼女が行きたい、と言ったので寄ってみました。ちなみに入場は無料です。

 

↑最寄り駅は京阪電車の北浜またはなにわ橋(中之島線)ですが、淀屋橋駅で降りて川沿いをゆっくりと歩いてくるのもいいかもしれません。

 

 

 

↑このバラは、クリスチャンディオールと名前が付いていました。他にも、ソニアリキエルというのもありました。

 

↑片方の目が赤いのは、前週の関西万博の疲れです・・(笑)

 

 

↑バラではありませんが、川沿いの風景もどうぞ。

 

 

 

 

 

★大阪で定期的に開催される、ゴシック・ロリィタ系展示即売会&ロリータさんの交流広場(?)。公式サイトは下記です。

 

 

回を重ねるごとに参加者が多くなり、チケット争奪戦&会場の混雑がひどくなってきたため、今回は13時から19時までの開催時間を3部に分け、入れ替え制にて開催されました(各部通しの参加も可:第2部と第3部はファッションショー併設)。今回はわたしはロリータな彼女と第1部に参加です。

 

↑今回も会場は大阪・中ノ島公会堂です。京都から京阪電車で淀屋橋まで来て、そこから淀川を渡って会場入り。画像は大阪市役所です。

 

↑あけみさん。フィジカルドロップのくまワンピと、今月購入したアクアドールのミディアムストレートウィッグを着用して参加です。

 

 

 

 

↑大阪市役所の玄関に置かれていた大阪・関西万博のキャラクター・ミャクミャク。

 

ロマアラの第1部は13時30分から15時までの開演、受付は12時15分から中ノ島公会堂前の広場で行われましたが、あっという間に400人以上のロリータさんが広場を埋め尽くし、スタッフの誘導で会場へ移動する光景はすごい迫力がありました。

 

↑広場を埋め尽くした入場待機中のロリータさんたち。画面左側の建物が会場の中ノ島公会堂です。

 

3部入れ替え制になったため、会場の混雑は前回までに比べてマシになり、人が多くて歩けないということはありませんでしたが、それでも人気のブースには人だかりができていました。

 

まずはデザイナー加藤さんも来場していたフィジカルドロップのブースへ行って、加藤さんとスタッフのみなみ先輩にご挨拶、あと隣の韓国ロリータ・LIEFさんと沖縄から出展されているアクセサリー屋さん、Estreillasブースに寄り、あとはサクッと会場内を巡回、最後に会場内カフェでアールグレイをいただいたところであっという間に第1部の終演時間が来ました。

 

↑終演後、公会堂の地下休憩所?で休憩中のあけみさん。

 

↑ここは大阪市の施設なので、あちこちにEXPO2025のポスターやのぼりなどが置いてありました。

 

なんか不完全燃焼感が残ったので、わたしたちは隣の中ノ島図書館で開催されている別のゴシック&ロリータ展示即売会イベント「Gothic&Lolita交響曲」に行くことにしました。こちらも同じような品物が出展されていますが、規模はだいぶ小さめ、でもロマアラのように混んでないので品物はゆっくり見れますし、作家のかたともゆっくり話せます。わたしはここで、以前フィジカルドロップ京都店でお会いしたローズローズカフェさんと再会できました。

 

開催方法が変更された今回のロマアラですが、混雑は以前から緩和されたものの1部が90分制限、というのは、決め打ちで作家さん回って、狙っていたものを買うのならいいのですが、ゆっくり見て回ろうとしたらあっという間に時間が来てしまいます。ロリータさん同士の交流の場としても、中途半端な時間です。

 

チケットは1人で複数部買うことも可能でしたが、みなさんがこれをすると入れ替え制にした意味がなくなってしまいます。ほかにも、広場に集まって待機&入場という方法や、直前になってファッションショーの座席券が発売されるなど、運営に関しては細かい問題もあったようで、次回以降どのように改善されるのか注目したいところです。

 

さて、最後に今回の購入品画像を貼っておきます。

↑フィジカルドロップのスカート。今回はこの柄のほかに、チェック柄や花柄など、様々なバリエーションのが出ていました。

 

↑スカート裾のアップ。画像では分かりにくいのですがフリルになっています。

 

↑LIEFさんで買ったクロスリング。サイズはアジャスタブルになっています。

 

↑猫雑貨nicomocoさんで買った、肉球型イヤリングです。

 

↑これは、ゴシック&ロリータ交響曲に出展のローズローズカフェさんの、くまちゃんブローチ。この色は新作とのことです。

 

わたしたちはこの後、会場近くの中之島公園にある「バラ園」に行ったのですが、いますごく眠たいのでその話はまた後日、アップします。もうしばらく待っててくださいね。

 

 

 

 

★今回の大阪・関西万博では、複数の国が共同で出展を行なう「コモンズ」という形式のパビリオンがあります。

 

この中で「コモンズC館」(パビリオン番号S01、S14)の出展国を見ていると・・カメルーン、ガボン、ナイジェリア、マリ、また「コモンズB館」(パビリオン番号C23)には、コートジボアール、チャド、中央アフリカ、モーリタニア、ベナンと、わたしが高校生の時に盛んだったBCLブームの時、深夜から早朝にかけて短波帯のトロピカルバンドで血眼になって(なかなか受信できない放送を)追いかけていた国が並んでいるではありませんか??

 

あの時からもう40年以上の時が過ぎていますが、同じように当時BCLにハマっていた人は、うわっ懐かしいなと思った人も多いのでは?5月に万博に行った時にはまだ見てないのですが、これらの国が今回、どんな展示を出しているのか興味があります。6月に行く時には、スケジュールが合えば見てこようかなと思っています。

★わたしも午前中の日経速報メールで知って、びっくりしました。

 

 

引退宣言のときの「巨人軍は永遠に不滅です!」は今でもすごく印象に残っています。

 

他にも長嶋さんというと、警備会社大手SECOMのCM「セコムしてますか?」も有名ですね。セキュリティシステム(機械警備)はそれまで、どちらかというと企業向けの印象が強かったのですが、このCMで個人宅向けにも広がって行くきっかけを作ったのでは??・・セコムさんもきっとメッセージを出してるはず、と思ったら、プレスリリースが出ています。

 

セコム株式会社「ブランドアンバサダー長嶋茂雄さんのご訃報に接して(6/3)」

https://www.secom.co.jp/corporate/release/2025/nr_20250603.html

 

それと、これは京都限定のネタなのですが、以前、京都の大徳寺近くに丹太石油というガソリンスタンドがあり、「野球は長嶋、油は丹太」という看板がかかっていて、巨人ファンのみならず京都市内のドライバーには有名でした。

 

確か、巨人が勝った翌日には「長嶋デー」というイベントがあり、従業員さんとじゃんけんして、勝ったらガソリンが値引きになったような気がします。このスタンド、今でもあるのかなぁ??

 

ご冥福をお祈りいたします、合掌。

 

 

★10月は難しそうですが、通期パスの元を取るために5月から9月まで月イチのペースで来場計画を打ちました。もしかしたら、8月は臨時便を出すかもしれません。

 

1回目は5/24土曜日、11時で来場予約を入れました。ホントなら歴史的イベントなので女装で行きたかったのですが、通期パスですので顔認証が必要なのと、途中で着替えると所要時間が延びる、などの理由で残念ですがMモードで行くことにしました。

 

↑もともと雨の予報でしたが、出発準備中に早くも京都・大阪には雨が降り出しました。

 

来場ルートは本町・弁天町乗り換えの混雑を避けるため、京都から阪急線で茨木市、ここで天六経由・天下茶屋行きに乗り換え、堺筋本町から地下鉄中央線で夢洲まで直通・・のはずでした。ところが出発時にコンビニに寄るのを忘れた(!)ために、堺筋本町でいったん改札を出て、駅のコンビニに寄ることに。朝いちの来場組が出た後なので、地下鉄中央線も混んではいましたが思っていたより空いていました。

 

↑堺筋本町駅の中央線ホーム、夢洲行きが来ました。

 

↑予定通り、夢洲駅に着きました。

 

 

↑改札口に向かう通路。壁一面の巨大なサイネージには万博来場者に向けて、いろんなメッセージや広告が出ます。

 

 

 

この階段を上がると、いよいよ万博会場が見えます。

 

 

ここまでは順調に進みました。11時の来場予約に対して時間は10時50分。ただ、ここからが大変でした。雨はきつくなった中、ゲートはそこに見えているのに、来場者は広場に集められ、ゲート周りをくねくねと進みながら待つこと50分余り、やっと手荷物検査が終わって入場できたのは12時少し前でした。手荷物検査の処理能力が全然間に合ってないのでは??(怒)

 

↑やっと入場完了。ミャクミャクと大屋根リングが出迎えてくれました。

 

 

 

手荷物検査もパスの顔認証も問題なく終わったのですが、パビリオンの当日登録をしようとサイトに行ったら、入場処理が正常に完了してない??再びゲートの係員さんに聞いてみたら、入場処理でトラブルが発生しているとのこと。スマホを再起動して試してくださいと言われたのでやってみますがやっぱりダメ。

 

もし、登録できないようなら行ってくださいと言われたチケットエラー対応の窓口には長い列が。入場処理が完了しないとパビリオンの当日登録ができないので、わたしも窓口に並びましたが処理完了には2時間ほどかかるとのことなので、当日登録はあきらめて休憩所でとりあえずお昼ごはんを食べることに。

 

この日は夕方までずっと雨が降っていましたが、それにもかかわらず場内は大変混雑していました。お昼ごはんの後、お土産を買おうと会場内公式ストアを何軒か見たのですが、待ち時間120分以上だとか、ひどいところは人が多過ぎて入場一時中断、並べませんと言っているところも出てきました。

 

ストアにはまた後で来ることにして、 再びパビリオンの当日登録をしようとサイトを見に行ったのですが、入場処理のトラブルはしばらくして解消したものの、今度はサイトが混んでいてつながらない。通信状態はまったく問題ないのですが、おなじみの「順番にご案内しております」のメッセージが出てきて入れません。だいぶ待った後でつながっても、見たかったパビリオンはX印の連発。

 

仕方がないので、雨と風がきつくなってきましたが大屋根リングに上がり、1周することにしました。人気のパビリオンは行列が続いていて、行くところのない人がリングに上がってきてるのか?リング上は、まるで観光シーズンの渡月橋(京都・嵐山の観光名所)のように人があふれ、なかなか前に進めません。

 

↑大屋根リングの下の様子。ご覧のようにすごい迫力です。しかし中は屋根の高さは高く、横には壁もないので雨風が吹き込んできて、快適とは言えません。ベンチもあちこちにありますが、雨でぬれているのでそのまま座る訳には行きません。

 

↑大屋根リングから見た会場内の様子。こうして上から見ていると、どこの行列が長いのか一発で分かりますね♪

 

↑左側がフランス館、右側がアメリカ館です。どちらも人気のパビリオンでですが、予約制ではないため入場待ちの長い列ができています。

 

↑大屋根リングは、わたしが歩いて1周30分余り。天気がよければ眺望も楽しめますが、雨風も日差しも直撃してきますので、暑い夏場や天気の悪い日はそれなりの覚悟をして楽しんで(?)ください。

 

 

リングを何周も回っている訳にも行きませんので、1周したら下に降りてきて、ちょっと空いてきたオフィシャルストアに並んでお買い物、そしてネットで話題になっていたバルト館に行き、あとよしもと館と、事前予約が取れていた国際赤十字館に行って、あとは未来食堂のテラスニチレイで晩ごはん、最後にアマチュア無線の特別記念局8K3EXPOに行って来場運用15分、それから夕暮れの会場内をサクッと散歩して撤収しました。

 

↑よしもと館。ひときわ目を引く赤い笑顔は謎の球体「タマー」、中は予約しなくても見れますが混んでいる時は入場待ちになります。後ろのステージでは芸人さんのショーをやっていましたが、こちらは自由に見ることができます。

 

↑ミャクミャクの盗難事件でネットで話題になっていたバルト館です。バルト諸国はハーブの有数の産地のため、館内はハーブの香りで満たされ、出口にはハーブの自動販売機まで設置されていました。歩き疲れた体にはひと時のさわやかな休息になった??

 

↑わたしが行った時は、来場者から寄せられた善意のミャクミャクの大群の中に、太陽の塔(大阪万博EXPO70のシンボル)まで置かれていました。なお、このミャクミャクたちの展示は5/30に終了し、寄せられた多数のミャクミャクは万博に来れない子供たちに寄付されるそうです。

 

↑フェリシモのショップ(左側)と、ファミマ(右側)。フェリシモのショップには「猫部」のグッズも多数並んでいました。ご覧のとおり、ファミマには長い列ができていました。

 

↑テラスニチレイの会場限定スペシャルチャーハン・Aセット、チャーハン+今川焼+ソフトドリンクのセットです。ここも、最初通った時は40分待ちとなってましたが、夕方は20分ほど待てば入れました。

 

 

↑ニチレイの冷凍チャーハンの具材をアップグレードして(お肉増量)、味も特別にチューニングが入っている??

 

↑今川焼も結構ボリュームありました。

 

↑店内の掲示。

 

↑夜になると、団体客さんや修学旅行の生徒さんなどはいなくなり、昼間騒がしかった会場の雰囲気は一転します。相変わらず、人気のパビリオンには行列が続いていますが・・正面はフランス館とアメリカ館。

 

↑大屋根リングもライトアップされて、昼間と雰囲気はガラリと変わります。

 

↑19時30分、予定より遅れましたが無事に撤収、東ゲート前の様子です。ここでも駅まで広場を15分ほどぐるりと大回り移動さされましたが、それほど混まずに地下鉄に乗れました。帰りは、夢洲>弁天町>JR大阪経由で帰りました。

 

さて・・どこへ行っても混んでいて、正直言って疲れましたが、何となく要領はわかったので次回以降は気合い入れて作戦を練ります。注意点をいくつか挙げておくと、

 

●会場内は広いので、見たいパビリオンやショップの位置関係は正確に把握しておくこと。googleマップや各種ガイドアプリを使うのもいいのですが、雨など天気が悪い時は使いづらいので、できれば紙のガイドや公式マップをプリントしたものなどに道順や目標物を書き込んでおくものいいかも。

 

●各国パビリオンの名物料理や、会場のレストランを目的に来る人は別として、パビリオンやショップ巡りが主目的であれば、食べ物や飲み物、おやつは持参することを強くおすすめします。場内にはコンビニもありますが混んでいるので、並ぶ時間がもったいないと思います。飲み物の自販機は各メーカー、多数設置されていますので荷物の都合があれば会場で購入するのもありです。

 

なお、缶/瓶類、(容器問わず)アルコール飲料の持ち込みは規約により禁止されています。入場時の手荷物検査で見つかった場合は没収されるようで、X線検査機の裏には没収された缶コーヒーなどが積み上げられていました(大笑)これらを持ち込むと手荷物検査場の手を煩わせて、他のかたの入場が遅くなる原因にもなりますので、持ち込まないようにご注意ください。

 

●先ほども書きましたが、場内はベンチがあっても雨が降ると座りにくいので、できればレジャーシートや折りたたみいすを持参するといいかも。これからしばらくは梅雨で雨が多くなりますが、簡易型でいいのでレインコートとバックパックのカバーを用意したほうがいいです。ライブ会場では傘の使用がダメなところもあるので、参加予定のかたは事前に確認してください。また、何かと屋外で待つことが多いので、晴天の場合は日傘や帽子も必須です。

 

●最後に、何事もあまり欲張らないことが一番大事かもしれません。人気パビリオンにこだわらなければ、予約なしで入れるパビリオンやイベントは多数ありますし、やはり大屋根リングはまず最初に見ておくべきでしょう。ここを1周するだけでも十分、値打ちがあります。

 

これからの季節は熱中症の心配もありますし、無理なスケジュールで体調を崩したら何にもなりません。遠方からツアーや修学旅行で来る人には申し訳ないのですが、日帰りエリアでまた来れそう?なかたは、通期パスを買ってとまでは言いませんが、見れなかったとこは次に期待を・・ぐらいで。なお、オフィシャルショップの一部では来場者限定オンラインショップの招待コードを店頭に掲示しているところがありました。ショップの行列が我慢できない時は、これらも上手にご利用ください。