★いよいよ今年もあと30分足らず・・まもなく新しい年2025年がやってきます。新年に、新春セールや福袋などで新しい家電を追加されるかたも多いと思いますが、家電を入れ替える際は、火災防止のためにコンセント周りのチェックもしてくださいね。
まず、コンセントやOAタップから、刺さっているプラグを外します。その際、コンセント側(特に2本の溝の間)とプラグの両刃間、プラグ本体にホコリや焼け焦げ、変色がないかどうかを確認し、ホコリがある場合は乾いた布や不織布クッキングペーパーなどで取り除きます。(洗剤や水の使用は不可)
また、プラグやコンセント(タップ)に焼け焦げや変色がある場合は、OAタップなら新品に交換、壁コンセントなら工事店に依頼して交換、プラグの場合は、パソコンや電気こたつのように電源コードが着脱可能なものは新品に交換、そうでないものはメーカーサービスに修理(電源コードの交換)を依頼するか、修理不可能な場合は機器を買い換えてください。
※プラグ側の不良の場合は、DIYで市販のプラグボディに付け替える方法もありますが、不用意に作業をするとショートや接続不良の可能性もありますのでお勧めしません。
また、コンセントやOAタップの差し込みがゆるい場合は上記と同様に新品と交換、または工事店に修理を依頼されることをおすすめします。
OAタップやコンセントには最大電力が定められています。表示されている最大電力を越えて使用すると異常発熱により、部材が劣化して焼け焦げ変色や火災の原因になります。複数機器の同時使用時(特にドライヤーや電気ポット、ホットプレートなど熱器具)には最大電力を越えないようにご注意ください。
機器の消費電力は、機器の銘板に必ず表示されています。コンセントの場合は15Aとか20Aと、最大電流で表示されている場合もありますが、この場合は最大電流に100(200V機器の場合は200)をかけると最大電力に換算できます。(例:100V 15Aのコンセントは最大電力1500W)