★ネットのみで見る場合は、BS放送の配信がいまのところないため、料金はBSなしの地上契約と同じ月1100円になるようです。
経営計画修正案の詳細(PDFファイル)は下記で見れます。
NHKホームページ:NHK経営計画(2024-2026年度)の修正(案)について
今は民放の経営も苦しいために、中継局など伝送設備の共同利用の話も出ていますが、携帯電話の鉄塔保有会社みたいに、将来的には現在自前の伝送設備も、専門の会社から借りることになるのかな?
それと、ネット配信が普及すると、採算性が悪かったり、メンテナンスに手間のかかる中継局が廃止され、「ネットで見てください」ということにはならないんでしょうね?経費削減も大事ですが、災害時には、ネット配信だけになると地域によっては困るかもしれません。
あと、コンテンツ戦略のところで、『新キャラクターを開発しグローバル展開への挑戦』とありますが、どーもくんやチコちゃん(!)を越えるようなキャラが出てくるのかな?これは、ちょっと期待したいです。
以前から言われていたラジオの再編ですが、2026年3月末に現在のFMとAMのR1/R2の3波から「新NHK AM」「新NHK FM」の2波に再編され、現在R2(ラジオ第2)で放送されている教育番組は原則、FMで放送と書かれています。FM多重放送やテレビのデータ放送を使う話は出ていないので、R2の教育番組を入れた分は、現在FMで放送されている音楽番組は追い出される?それとも、追い出された音楽番組のほうはネットで配信するのでしょうか。これは、音楽ファンから反発を食らいそうです。
ラジオの再編に関しては、送信所の整理とか細かいところまでは書かれてないのですが、R2を廃止するとR2用の送信所が余ってしまいます。東京(693KHz)と熊本(873KHz)にある500KWの送信所はどうする?国際放送もネット配信を強化するNHKの方針に反してしまいますが、NHKワールドラジオのアジア大陸向けに転用したらいいのでは?大電力中波局のチャンネルは国際調整の都合上、一度返上すると返してもらうのは大変ですので。