11/23は最終日のソニーパーク展京都へ | 【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

京都在住のMTFトランスジェンダー・あけみが、気まぐれにお送りする戯言集。(コメントは受け付けておりません)

★最終日に何とか間に合いました。イベントの詳細は下記をご覧ください。

 

 

↑のサイトにあるように、第一会場は京都新聞ビル地下(旧印刷工場跡)、第二会場はロームシアター京都と分かれていました。わたしの見に行った第二会場では、歴代のソニー製品の展示が行われていました。

 

↑会場のロームシアター京都。当日は小雨が降っていました。

 

 

↑エントランスを入ったところには、巨大なラジカセのオブジェがお出迎え。アナログの選局ダイヤルを珍しそうにぐるぐる回す来場者も・・。

 

↑ソニーと言えば、まずはトランジスタラジオ。ここにあるのは、BCLラジオとして爆発的ヒットを遂げたスカイセンサーシリーズですが、他にも国産第1号機から現在の製品まで、沢山展示されていました。

 

↑テンキー選局の国産BCLラジオとして多くのBCLに愛された名機、「Voice Of JAPAN」ことICF-2001D。

 

↑懐かしい!と絶叫したくなるラインナップ。ノーマルからメタルまで、歴代のカセットテープがずらりと並んでいます。鉄系とクローム系の磁性材を2層塗りした「DUAD」テープは、独特の音色が好きでわたしも愛用していました。

 

↑ソニーは、オーディオ・ビデオテープと共に、コンピュータ用のフロッピーディスクも作っていました。ワープロやパソコンで使っていた方も多いのではないでしょうか?

 

↑そして、携帯電話。左の2台は「クルクルピッピのジョグダイヤル」でおなじみのセルラー携帯電話。電話帳や着信履歴が十字キーではなくて、ジョグダイヤルで軽快に呼び出せて好評でした。右2台は、アナログ方式(TACS)の携帯電話です。

 

↑これは、説明の必要ないでしょう。ペットロボットAIBO。

 

↑音楽の聴き方に革命をもたらした「ウォークマン」、1号機TPS-02は上段右端です。さらなる小型・軽量化を図ったものや、防水タイプ、ラジオ機能が付いたものなど、様々なラインナップが登場しました。

 

↑これは、メタルテープの録音も可能にした最高級機「ウォークマン・プロフェッショナル」。

 

↑DATテープによるデジタル録音・再生に対応した「DATウォークマン」です。

 

↑スマートフォン「Xperia」の国内1号機。ちなみにXperiaは現在はソニーモバイルから出ていますが、当時はソニー・エリクソンが作っていました。

 

↑モバイルパソコン・VAIO P70H。

 

↑UNIXワークステーション「NEWS」。仕事で使ったことある、という人もいるのではないでしょうか?

 

↑家庭用8ビットパソコンMSX「Hit Bit」HB-101。テレビにつないでゲームや、BASICによるプログラミングが楽しめました。ちなみにHit Bitとは「ひとびとのパソコン」という意味だったとか・・。

 

↑ポータブルレコードプレーヤー「フラミンゴ」。演奏はボタンを押すだけのフルオートマチック、リニアトラッキングトーンアームを採用して、画像のように立てた状態でも演奏が可能でした。フォノイコライザーとヘッドホンアンプを内蔵していて、直接ヘッドホンをつないだり、変換コードでアンプにつなぐこともできます。

 

↑世界初のCDプレーヤー、CDP-101。発売時は多くの電気屋さんの店頭で「夢のオーディオ」として演奏展示されていました。ちなみに展示会の説明では、最初にプレスされたCDは、ビリージョエルの「ニューヨーク52番街」だそうですが、わたしは電気屋さんで、同時発売された松田聖子さんのアルバム「パイナップル」を聞いて、突き抜けるデジタルの音に衝撃を受けた思い出も。

 

↑CDP-101のディスク挿入部。

 

↑これは、カセットデンスケTC-D5。

 

↑家庭用ビデオ「ベータマックス」1号機。ちなみにベータ規格はその後、もうひとつの規格であるVHSと激しい競争を繰り広げたのですが、画質面でベータの根強いファンも多かったようです。

 

↑操作部。当時はカセットテレコはもとより、ビデオデッキもメカ式操作ボタンでガチャガチャとテープをコントロールする方式でした。

 

↑左はBCLラジオのICF-5500A、右はCBトランシーバーICB-650(1972年発売)です。27MHz帯のAM電波を使うCB無線(市民ラジオ)は、その後の制度改定で免許や申請が不要になり、デジタル無線全盛の現在もライセンスフリー無線愛好家に根強い支持を受けています。ソニーは当時、Little Johnシリーズの愛称で、ハンディー型のほかにショルダー型も発売していました。この機種は500mW出力ですが、8chフル装備ではなく、2波のみの対応です。

 

↑「ない放送局はない」と言われるほどの、プロ用ベストセラーマイクC-38B。今はワイヤレスマイク全盛ですが、かっては多くのテレビ番組で目にしました。

 

↑最後はBCLラジオの最高峰、ワールドゾーンシリーズの名作、CRF-230。ソニーは昔からBCLラジオに熱心に取り組んでおり、このワールドゾーンシリーズのほかにも、スカイセンサーシリーズをはじめ、短波放送を快適に受信できるラジオを数多く出してきました。

 

↑CRF-230操作部のアップです。

 

昔から、ソニー製品はわたしたちの憧れ?数多くの世界初、史上最軽量・超小型・高機能の先進的なエレクトロニクス製品を数多くリリースすると共に、ウォークマンやベータマックスビデオに代表されるような、生活スタイルを変えるような製品も出してきました。

 

最近はゲームと音楽と自動車保険の会社か?と思えるのですが、これからもわたしたちに夢を与えるような製品を出し続けてほしいですね♪ソニー製品と共に育ったあけみさんとしては・・(笑)

 

あと、今回は第一会場のアーティストコラボ企画、中でもYOASOBIの「半導体はSFだ」が見れなかったのは残念でした。