★今年の春にHDD不調が発覚、同じパナソニックのDMR-BRW1060に入れ替えた後、倉庫で眠らせていたのですが・・この4連休、天気も体調も悪いので(?)、以前から考えていたHDDの交換を挙行しました。
参考にしたのは下記のブログです。
風父(ふうとっと)ライフ 生活雑記録「不調なPanasonic DMR-BZT750 HDD交換 結構お手軽だったのかも・・」
ネットで、DIGAのHDD換装で探してみると、その多くはAV機器用のHDDを用意して、HDDコピーマシンを使って丸ごと元のHDDをコピーした後、HDDに書き込まれたレコーダーの設定情報を編集する方法なのですが、これだと非常に面倒です。
しかし、↑の記事によると、パナソニックBDレコーダーの一部機種では、外付けHDDとして設定したHDDを内蔵HDDと交換することで、HDDの取り換え(&容量アップ)ができるようです。手元に、今は遅くて使ってない、バッファローのUSB2.0 外付けHDD 2TBがあったので、まずBWT620に接続して、外付けHDDの登録を行ないます。
その次に、外付けHDDのケースを開けて中のHDDを取り出し、次にBWT620のケースを開けて、内蔵HDDを取り外します。注意点は、そのままですとBDドライブのSATAケーブルが邪魔になるので、BDドライブの取付ねじを外し、一時的にBDドライブを左にずらしてやります。あと、HDDの周りには基板間の連結配線ケーブルが複数あるので、取り外す際にはマウントでひっかけないように注意ください。
↑取り外した、元のHDD。WDのAV機器仕様のものです。
後は取り外したHDDから、マウントとSATAコネクターの基板を外し、新しい(先ほど外付けとして登録した)HDDにマウントとコネクターを付けて、元通りに本体に取り付けます。BDドライブの取付ねじは3本ありますが、2本で仮付けしておきます。交換作業が終わると、記事にあったように「リモコンのスタートボタン」を押して本体を起動します。一度、本体表示部が消灯しますが、再びスタートボタンを押して、起動させます。
↑新しいHDDを付けたところ。HDDはシーゲートのバラクーダ、2TB。
この後、初期設定から「内蔵HDDの初期化」を行ないます。初期化は無事に終了したみたいで、診断機能でも以前と違い、HDDに問題なしと出ますし、前と違って録画時間もほぼ倍になるのですが・・録画を開始すると、10秒ほど経ってからテレビ画面に「HDDに異常を感知しました」のメッセージが出て、復旧処理が自動で行われますが、実際には録画は行われておらず、録画を行なうとまた同じメッセージが出ます。
↑診断画面では全く問題ないのですが・・。
↑録画を行なうと異常が感知され、本体にU88が表示され自動修復が行われます。これで直ったかのように見えますが?
作業をやり直してみましたが事態は改善されず、?と思っていましたが、取り外したWDのHDDと、今付いているHDDのラベルを眺めていると、今付いているバラクーダは電源定格が5Vも12Vも、前のより大きいのです。
ホントにHDDが適合しないなら、そもそも付けた状態で動かないはず。もしかしてDIGA本体の電源容量不足??と思い、代わりの電源容量の足りそうなHDDをネットで探していたら、ちょうどドスパラで東芝のDT01-ACA100のバルク品1TBが安かったので速攻、注文。2TBにしなかったのは、同容量のほうがトラブル発生の確率が低い!と思ったからです。
翌日、届いたHDDを同じ方法で付けてみました。結果、何のトラブルもなく無事に換装が完了しました。動作を確認したあと、一度電源を切り、BDドライブのねじを本締めして、ケースを元に戻して作業を完了します。
↑東芝のHDDを装着したDMR-BWT620。
↑電源定格は5V、12Vともに420mA、もとのHDDより少ないのでセーフだったのか?ホントは、2TBに増量したかったのですが・・(笑)
↑DMR-BWT620の後面パネル。今は装備されなくなったアナログ音声出力と、ビデオ出力端子があります。ビデオのほうはごちゃごちゃ説明しませんが(分かる人には分かる?)、アナログ音声出力はラジカセやミニコンポなどにつなぐときに大変便利です。
この方法は、元の記事にもあったように対応機種が限られますが、もしHDD不調のDIGAをお持ちのかたで、手元に消費電流の低いHDDが余っている・・という人は、試してみると幸せになれるかも??
※作業の際は、HDDに衝撃を与えない、ねじは本体内に落とさない、作業前には電源を切り、数分経ってから電源コードを外す、作業前に本体シャーシに手を触れて静電気を逃がす、ねじに適合したドライバーを使う・・など、基本的な注意を守って行ってください。