★オンライン申請で、マイナンバーカード周りの問題を中心に各地で不具合が続発し、オンライン申請を中止した市町村が相次いでいるようですが・・こちらでも、中止にならないうちに申請にチャレンジしてみました。
マイナンバーカードについては、うちでは総務省の「電波利用・申請届出システム」で使用実績があるので問題ないはずですし、問題多発のパスワード(用途別に3種類もある!)についてもすべて把握済みなのですが・・いろいろ、突っ込みどころがありました。
まず、PCからの申請の場合、マイナンバーカードに対応するICカードリーダーライターが必要です。これは、先の総務省の電波利用申請システムや、e-tax電子納税を使われているかたはお持ちだと思うので問題ないとして、動作環境チェックに入りますが・・早速、WebブラウザーがIEやEdge、Google Chromeでないとダメだと言われました。ま、これもChromeはあまり使わないものの、入っているので大丈夫。
次に、PCからの申請なのに「マイナポータルAP」なる謎アプリが必要だと??仕方がないのでこれもインストールし、画面の指示に従ってChrome上で有効にすればOKです(ここで、マイナンバーカードの券面事項用暗証番号の入力を求められます)。この後も動作環境チェックや注意事項の確認が延々と続き、それをクリアしてようやく申請画面に進めます。
申請画面そのものは、これまでの設定手続きに比べると、拍子抜けするぐらいに簡単でした。PCからの申請の場合、振込先金融機関の口座情報(通帳のコピーなど)の画像を、撮影するかスキャンして事前にPCに保存しておいてください(申請データ作成時に添付します)。内容に不備があった場合、修正再提出を求められますので、画面でも指示されますが申請書のダウンロード保存をしておくことをおすすめします。
入力が終了すると、電子署名を付加してデータを送信するために、マイナンバーカードの署名用の暗証番号の入力を求められますので、間違いのないように入力して送信ボタンを押すと、連絡先に設定したメールアドレスに通知と申請データのコピーが送られてきて、手続きが完了します。
わたしの場合は、所要時間は約30分でした。役所に出向かなくていいのは非常に助かりますが、画面の説明も分かりよいとは言えません。しかし最大の難関は、ニュースでも騒がれていたマイナンバーカードの暗証番号です。規定回数間違うとロックがかかり、市役所等での再設定が必要ですので注意して入力してください。
それと、マイナンバーカードですが、わたしの申請した当時は「電子証明書なし」で申請することも可能で、もしカード申請時に電子申請書を入れてなかった場合は、オンライン申請には使えませんので、市町村からの申請書の到着を待って、郵送で申請してみてください。あと、電子証明書の暗証番号は、申請時に控えをもらっているはずですので、オンライン申請を行なう前に必ず控えで確認しておいてください。