「現金を持たない電子マネー派の人たちは震災の時に何も買えない」@スラド | 【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

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京都在住のMTFトランスジェンダー・あけみが、気まぐれにお送りする戯言集。(コメントは受け付けておりません)

★ホントに、今年の夏は地震に台風に異常高温と、自然災害が多くて困ります。

大阪に大きな被害をもたらした台風21号、そして、それに続いて発生した北海道の地震では大規模な停電が相次ぎ、クレジットカードや電子マネーが使えず困った、という話もネット上では山ほど流れていますが・・。

スラド・お金(9/9)
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クレジットカードに関しては、現在はPOSレジと連動して、オンラインで承認>決済を行なう端末がほとんどですが、以前はカード現物をインプリンターで伝票に「ガチャン!」と複写でしたし、決済金額が高額になるとお店がカード会社に電話して承認番号を貰う・・という処理だったので、災害時でも(お店は手間がかかるので嫌がるかもしれないが)伝票で処理ができるなら、停電しても使えるはずです。

でも厄介なのが電子マネー。スラドのコメントでも書かれていましたが、電子マネーの店側端末には、販売時はオフラインでカードの残額を減額、データは1日分とかでまとめて運営会社に送信するものと、オンラインで処理を行なうものの2種類あり、オンライン処理のものは当然ですが、通信がつながらないと決済ができず、使えません。

以前の、セブンイレブンになる前のJR西のコンビニ(ハートイン/キヨスク)では、朝の時間帯にICOCAカードのデータ処理を行なうため、ICOCAでの支払いができないことがありましたが、電源さえ確保すればこのタイプのレジや自販機では、電子マネーを使うことができるはずです。ただし、お客さん側からは見分けることが難しいですが。

さきほどの北海道のセコマの話にもありましたが、冷蔵庫は無理でも、非常用のバッテリーや発動発電機、またはクルマの電源を使うものでもいいので、コンビニは今やライフラインのひとつなので、最低限、レジが1台と非常用の照明が使えるくらいの電源を備えておいて欲しいものですね。