NTT東・西日本、固定電話のIP網移行スケジュールを発表。 | 【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

京都在住のMTFトランスジェンダー・あけみが、気まぐれにお送りする戯言集。(コメントは受け付けておりません)

★気になる月額料は現在の水準のまま、通話料は全国どこへでも8.5円/3分になるとのこと。2024年1月から1年間かけて全加入者をIP網へ移行。現在の電話機と、交換局から引かれているメタル線はそのまま使えるようです。

INTERNET Watch(10/17)
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1086576.html
NTT東西のニュースリリース(10/17)
http://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20171017_01.html
移行スケジュールの詳細(PDFファイル注意)
http://www.ntt-east.co.jp/release/detail/pdf/20171017_01_01.pdf

↑には、移行に伴って終了するサービスの一覧もありますので、念のために一度ご覧になることをおすすめします。

ただ、注意すべき点があります。ひとつはINSネット64(アナログ電話ではなくてISDNサービス)では、通話についてはIP網に移行してそのまま使えますが、デジタル通信モード(64K/128K)についてはサービスが終了しますので、携帯電話回線やフレッツ光などへ乗り換える必要があり、通信機器の更新が必要です。

次にFAXや、アナログモデムによる通信(インターネット接続だけでなく、ガスメーターや遠隔監視なども含む)を利用している場合、基本的にはそのまま使えますが、ひかり電話などと同じく、端末装置によってはこれまでどおりの性能が出ない場合があり、移行前に検証が必要なことです。

このためNTT東西では、事前にIP網相当の環境でアナログモデムなどの動作検証を行なえるサービスの提供を予定していて、同社のHPにて利用の申し込みを受け付けています。

NTT西日本:固定電話のIP網への移行に伴うモデム通信等に係る検証環境の提供について(10/17)
http://www.ntt-west.co.jp/news/1710/171017b.html

わたしも読んできましたが、結構複雑な手続きが必要なようですので、アナログモデムを使っている人は事前にご一読ください。