郵便カブの電動化を検討?Honda、日本郵便と次世代配達インフラで協業 | 【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

京都在住のMTFトランスジェンダー・あけみが、気まぐれにお送りする戯言集。(コメントは受け付けておりません)

★3/23に発表されたのですが、電動カブ自体はコンセプトモデルが既にモーターショー等で発表されているので「ふふーん」と軽く流していました。

ですが、きょう(記事作成中に日付が変わってしまったので、正確にはきのう3/24ですが)、人気のロングセラー50ccバイク「モンキー」生産終了のニュースを見て、改めて事の重大さに気づきました。

Yahoo!ニュース・ビジネス(3/23)※郵便カブの件
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170323-00010005-norimono-bus_all
hondaのニュースリリース(3/23)※郵便カブの件
http://www.honda.co.jp/news/2017/c170323.html
Yahoo!ニュース・ビジネス(3/24)※モンキー生産終了の件
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170324-00000017-rps-bus_all

郵便配達で実用になる性能(パワー、航続距離と耐久性、積載容量や狭い道、駐輪場等での取り回し)が出るのなら、現在50ccバイクが使われている民生用一般用途でも十分使えるはずなので、性能的には問題ないと思います。

しかし、排ガス規制の問題はあるにせよ、エンジン車と電動車ではそれぞれに得手不得手があり、全部を電動にせず、天然ガスやLPGなど、ガソリン以外の現在容易に使えるクリーン燃料を使う選択肢はなかったのでしょうか?コスト面で、高々20万円台の50ccバイクに搭載するのはしんどいのかもしれませんが。

電動バイクの場合、わたしのように週末にしか使わない場合、電池の自己放電や、長期放置による性能劣化を防ぐ充電管理が面倒です。これがICTやIoT技術によって克服されたとしても、大量に発生する使用済み廃電池のリサイクル・リユース問題、出先での充電環境の整備、そして電動バイクが現状とさほど変わらない価格で提供できるのかなど、課題はいろいろあります。

一番心配なのは、出先での充電切れですが、JAFに入っていれば(会費年額4000円)15kmまではレッカー無料なので、一般的な50ccバイクの走行エリアであれば心配いらないか??