新千歳空港でSKY機乗客のモバイルバッテリーから煙、緊急着陸 | 【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

京都在住のMTFトランスジェンダー・あけみが、気まぐれにお送りする戯言集。(コメントは受け付けておりません)

★多くの人がふだん、何気なくスマホやモバイルバッテリーを使ってますが、単体のモバイルバッテリーはともかく、機器内に組み込まれたものは素性を知ることができません。恐ろしや・・。

NHK NEWSWEB 社会(8/22)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160822/k10010646211000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_023
スラド・maiaの日記(8/22)
http://srad.jp/~maia/journal/605395/

モバイルバッテリーやパソコンの予備バッテリーパックの、航空機への機内持ち込みについては、各航空会社のHPや、空港のカウンターにもちゃんと表示されているのですが、「じゃあ、わたしのはセーフなの?」という時に、とっさに判別は難しいもの。ルールは、下記です。

ANA(国内線)‐制限のある手荷物 ※リチウムイオン電池関連
http://www.ana.co.jp/domestic/prepare/baggage/?menu=caution-restriction#anchor023

携帯電話やデジカメのリチウムイオンバッテリー(本体内蔵の場合は預け可能)や、一般的な容量(100Wh以下:計算方法は下記参照)のモバイルバッテリーは機内持ち込みなら、個数の制限はありません。ただし、お預かり手荷物として運ぶことは不可。100Whを越えて160Whまでのものは、2個まで持ち込み可能。それを超えると機器に内蔵されていても、持ち込みもお預けもできなくなります。

※容量の計算方法:
例1・電池容量 3.7V 11000mAhと表示のモバイルバッテリーは、3.7(V)*11000(mAh)/1000(容量がmAh表示なので1000で割る)=40.7(Wh)

例2・ノートパソコン用バッテリーパック 14.4V 7.3Ahと表示のもの
14.4(V)*7.3(Ah表示なのでそのまま)=105.12(Wh) このバッテリーは100Whを越えますので、持ち込み2個制限となります。

なお、2015年に電気用品安全法が改定され、リチウムイオン電池についてもPSEマーク規制の対象となりました。マークがついているから絶対安全、というわけではありませんが、モバイルバッテリーを選ぶ際は、少々高くても有名メーカーの製品か、または製品にPSEマークがついていることを確認しましょう。

規制基準については計算方法がややこしいのですが、経産省のプレスリリースも貼っておきます。
http://www.meti.go.jp/committee/materials/downloadfiles/g71212d04j.pdf