再び、NHKネット同時配信の受信料問題 | 【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

京都在住のMTFトランスジェンダー・あけみが、気まぐれにお送りする戯言集。(コメントは受け付けておりません)

★8/1のYahoo!ニュースから。

Yahoo!ニュース・社会(8/1)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140801-00000003-wordleaf-soci

同時配信とはいえ、インターネットでテレビ番組を流すことは、技術的には「放送」でなくて「通信」なのではないですか?この論議は、いまはすっかり定着したCS放送(スカパー!等)が登場した時にもあったのですが、CSの場合は技術的には契約者のみを対象とした「通信」であるにもかかわらず、現在は事実上「放送」として扱われています(ただし、事業者としての扱いや努力義務は一般放送と異なる)

参考:総務省・改定後の放送法における放送の種類について(H23/6) ※PDFファイル注意
http://www.soumu.go.jp/main_content/000119676.pdf

NHKの場合は、災害対策や緊急報道を大義名分にして、契約しなくても受信することができる地デジのNHKと同じように、ネットでもURLを叩けば「とりあえず見れる」ようにするのでしょうか??

そうなってしまえば、パソコンやスマホ所有者から、無制限に受信料を取りたてる悪夢の到来もあり得なくはないですが・・ネットはあくまでも地上波や衛星の補完でしょうから(単に番組配信だけなら、現在のNHKオンデマンドを強化すればいいだけ??)、見たい人は契約してくださいね、すでに受信契約があればネットは割引料金(または無料)です・・というようにするのではないでしょうか。

送信所や中継局、それに放送用の電波帯域といった配信インフラを放送事業者(または配信会社)が整備し、見るほうが直接、設備使用料(ケーブルテレビや一部共同受信施設を除く)を払っていない一般放送と異なり、インターネットは末端回線や宅内設備を利用者が用意し、その使用料も利用者が支払っています。

NHKがテレビ番組を配信されるのは構いませんが、こうしたネットの特性を考え、最低でもスクランブルをかけて受信契約者以外には見せないようにし、無制限にネットユーザーから受信料を巻き上げるのはやめていただきたいものです。