第一印象ですが、まず「重たいっ!」ホントにこいつは原付か?と思ったほどです。エンジンをかけて走行中はさほど感じないのですが、押して歩く時や車庫入れの際は重いです。一番困ったのが、センタースタンドを立てる時。バイク屋の店主からも「業務用だし、サイドスタンドが強化されているので普段はこれで大丈夫ですよ」とは聞いていたのですが・・。
まだ、ちょこっとしか走っていませんが、50CCモデルはミッションのギヤ比がそれ用にチューニングされているためか、発進&低速時には、重たいことによるエンジンの非力さを感じさせないようになっています。その分、1、2速と3速のギヤ比が離れていて、2速と3速を頻繁に行き来するような運転状況ではかなり違和感を感じます。
また、ダブルクラッチにより、スーパーカブ独特のシフトアップショックがほとんどないのも、キーシリンダーがレッグシールド側に付いているのも、スクーターのような音を立てるセルスターターだったり、燃料コックがなくなっていたり・・昔のスーパーカブのイメージをいい意味、裏切られる味付けです。
プロタイプはフロントサスが強化されていることもあり、乗り心地自体は路面からの突き上げも少なく、いい感じだと思いますが・・詳しいレポートは来週以降順次、アップしますね。

↑スーパーカブ50プロ。新聞配達でよく使われています。

↑特徴的なヘッドライト&フロントウィンカー、大型バスケット。郵便仕様カブとほぼ同じような面構えです。

↑左側面ビュー。クラッチは自動ですがギヤは4速マニュアル、オートバイのようにチェンジペダルがあります。

↑右側面ビュー。後輪ブレーキはフット式です。

↑プロシリーズの売り物の一つ、大きなリヤキャリア。新聞の束を2つ積むことができるように作られているとか。500MMペットボトルジュースの30本入りケースも楽々載せられます。買い出しに大活躍するでしょう。

↑ウィンカーレバーは上下スイングから、左右スイングになっています(スクーターのようにワンプッシュでは戻らない!)。下はセルスターターボタン。

↑スピードメーター。大きくて見やすいですが、原付なので最大60Km(笑)。30Kmを越えると赤い警告ランプが点滅、燃料計も一緒に付いているのはやはり便利です(昔のカブは石油ストーブみたいにタンクの横の目盛だった)。

↑ハロゲンヘッドランプは35W/35W、バルブはよく見て見たらフィリップス製でした。