二日酔いで臨んだメトロック大阪

時々〝心の声〟を口にしてしまう


シャトルバス…長い

既に疲れが出てしまう


快晴、暑くはないが風が時々強くなる

「海風なのか?涼しい」


金沢のスタッフからLINE

「既に他のゾーンで楽しんでる」


NEWSの登場まで力を温存

迎え酒は我慢、我慢…


「えっオープニングからURなのかぁ」


「後方エリアでも合唱が聴こえる」

「おいおいオヤジたち音程外してる」


「weeeekだぁ、ジャンプするぞー」

「あれっ?周りとジャンプ合わない(汗)」

「地面が柔らかく足首に違和感が…」


最後のサビでようやくジャンプが周りと同調してきた

「隣の若者たちジャンプ高いなぁ」

「マサイ族顔負けのジャンプ!」


「未来へ、ようやく落ち着いた」

「オヤジたち呼吸が乱れてる」

「さすが最年長…酸素スプレー携行だ」


「ROOOTS…ガチのフェス民に受けてるぞ」

「NEWSってスゲェ」

をやたら連呼する若者たちハグしたくなる


「あっ、これ聴いたことある!」

結構知られてる「紅く燃ゆる太陽」

少し後方エリアから下がってみる

「この日一番のエリアの人数みたいだ」

関係者の会話が聞こえてくる

撮影クルーと何かやり取りしてる


「ABEMAのカメラ?」

「それともNEWSの映像班?」

かなりの数のカメラクルーだ


「やばい!チャンカパーナ踊ってしまう」

10mほど離れたNEWSファンらしき男子たち、サビはほぼ完コピだ

「ダメだっ、振り付けを身体が反応してしまう、ああ前の女子が何度も振り返り見てる…もう恥も外聞もない最後まで踊るぞ」


前方のスタッフたち、最初からずっと踊った内容の映像を添付してきた

「結構周りの女子たちと盛り上がってる」

「羨ましい、混ざりたかった(笑)」

「やっぱりチャンカパーナ好きだなぁ」


この流れでフルスイングが欲しかった

YouTubeのフルスイングで認識は高いはず、このメトロックで期待したんだが


それでもさくらガールは最高だった

ノリが良いから周囲のテンション上がりっぱなしだ

「オヤジ仲間たち、ついついさくらガール口ずさんでしまう、微妙に音程外れてて奥さん方が失笑してる」


「生きろ」が始まった

とうとうテンションMAXのまま「生きろ」

声の出し方間違ったかぁ

既に声が裏返ってのどに異変が…


「ここで劇伴!何か周囲が感動しているみたいだ、流石の選曲だと言うしかない!」

あちこちから

「鳥肌たってきたぁ」

「お前っ泣いてるのかぁ」

こちらも既に感動しっぱなしだ

涙を拭うと日焼け止めが目に入ってしまう

その影響で目が真っ赤になった

「やばい、めちゃ泣いたように見える」

焦るばかりサングラスで隠す(笑)


終わっても興奮冷めやらずの周囲

「最後の曲、シングルあるかなぁ」

ガチのフェス民に気に入られたようだ


「この曲、劇伴は…」

となりの若者と意気投合したオヤジが「NEWS EXPO」の説明をしている


自慢げにオリジナルTシャツの「Over60」の説明もして盛り上がる

「えーっ、うちの親父より歳上だぁ、でも皆さん若いですねぇ」

といわれ大喜び


歳をとると汗かきなのか?

この日三回目の着替え


最高の一日(私たちは半日)だった


スタッフからのLINE

「私たちは最後までいます」


朝イチに着いて最後まで

「若いなぁ」


NEWSこれからドンドンフェスに出てほしい

出来るだけ全部参戦したい