ブログに何度も登場する

難病の友人…


短い距離の移動は徒歩も可能だが

最近はほぼ(LOSER仕様)車椅子生活


ボランティアで軽度の障害を持つ子供を対象にした「ものづくり教室」をやっている

一度に二、三人の小規模な教室だが好評らしい

※体調の問題もあり今年度が最後だという


ある日、ひとりの母親から

「チューネンハントさんのblogで紹介されたお友達ですか?」

8月から通い始めた男の子(小5)のママだ


工房内にあるCDやDVDに

〝チューネンハント〟の千社札が貼ってあったからだ


(千社札は友人が貼った)


フォロワーさんだった


このママさんは毎回熱心に男の子に同行しているとのこと

自らも参加して息子さんと楽しんでいる


この教室では今、木材を使った子供向け玩具を作っているらしく参加者からの評判も上々だ


このママさんも

「生きろ」に救われた一人だという

ブログでは敢えてエピソードとして

紹介しないが伝聞だけで涙が込み上げてしまう話だった…


彼からそれを聞いて

先週、教室の日にそっと工房を覗いてみた

そこには

優しいママと一生懸命ヤスリで材料を磨く男の子の風景があった


壮絶なエピソードから想像される当人の苦労など微塵も感じさせない

〝幸せな〟風景だった


幼児向け玩具を作り始めた男の子は

初めて完成した玩具を

近くの幼稚園にプレゼントした

年長の幼稚園児が奪い合うように

男の子の玩具を楽しそうに取り合ったそうだ


その光景を見た男の子は

満面の笑みで微笑み

その息子を見たママさんは

満面の笑みで涙を流したとのこと


不自由さが残る手で自らが作った玩具が

年下の幼稚園児たちに喜ばれる

初めての経験が男の子の生き甲斐に

なった瞬間だった


不自由さが残る息子に〝ものづくり〟を

通して誰かに頼らない経験をさせたかった

養護施設の紹介で彼の工房に来た母親


大好きなNEWSの曲が流れる工房で

自らの存在意義

息子の存在価値を見出せたそうだ


少し離れた窓から覗く

工房内には

そんな優しさが溢れた風景があった

タイミングよく流れてきた

「未来へ」


やっぱりNEWSの曲は最高だ