「よかったら、このペンション引き継いでくれないか?」

 

と高齢のオーナーに相談されたのが今年の初夏だった


 

息子たちが小さかった頃から十数年通った海辺のペンション

 

なぜ?チューネンハントに託してくれたか…あまり深く考えずに引き受けた


意外にもオフィスのスタッフたちも皆、大賛成だ

 

とんとん拍子にリニューアル案も出来上がり来週あたりから改修に入る予定だ

 

若い頃はホテルのバーテンダーだったオーナーのこだわりのBARコーナーはそのまま残すことにして客室のみ改装することにした

 

 

「老後は海辺に暮らしペンションでもやりながらサーフィンを…」

ドラマ「ビーチボーイズ」世代のチューネンハントの憧れのライフスタイルだ

 

そんな事をぼんやりと夢に持っていたが、突然現実になってきた

 


何度かこのブログでも紹介したが、このペンションの歴史とともに”落書き帳”も大量に残されている

ここ数日、このノートを眺めている

ペンションの歴史が詰まった貴重なノートだ

 

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三十歳だったチューネンハントがその年に生まれた長男を連れて訪れていた…

 

「長男の〇〇を連れてきた…早く一緒にサーフィンをしたいが、いったい何歳になったら教えても良いのだろうか」

 

他愛もない落書きをしていたものである

初めての息子ができてとても嬉しかったのだろう(笑)

 

様々な人の思い出が書かれているが、ある音楽に助けられた…という文章が目に留まった

 

最近、NEWSの曲に救われた…というブログを掲載しているが、ノートにある曲は

 

「希望という名の光」

 

チューネンハントが大好きな山下達郎の通算45作目のシングルのタイトルだ

 

これは2010年の春に発売された曲だが、2011年の東日本大震災で大切な人を亡くした方々からも支持されている名曲だ

 

曲というものは世の中に送り出された瞬間から作り手の手を離れ、聴く側の人間のものになるのだ

 

この曲も作者である山下達郎は震災の発生する前の年に送り出している

それが今では山下達郎の意図や想いをはるかに超え聴く側の人々が自分たちの為の曲として新たな意味をこの曲に込めているのだ

 

ノートにはこの「希望という名の光」の歌詞が全文書かれている

 

私はファンなので何度も聴いているが、これだけ”心を込めて”聴くことはなかった

 

歌に救われる、歌に勇気づけられる…

 

”心を込めて”歌うから

 

”心を込めて”聴いてもらえるのかもしれない

 

来夏からのペンションでもこの落書き帳は継承していくつもりだ