実話としてUPしたことだが…
特に演出をしたわけでもなく
ドラマチックな結末があるわけでもなかったが
今後、誤解や語弊が生まれると困るので少し踏み込んで書いてみた
少々長くなるがご理解いただきたくまとめることにした
先日書いた友人とは新卒で就職した業界で知り合い30年以上の付き合いだ
彼はモノづくりに関わる技術者でいわゆる”職人”でもある
天性の才能とでもいうのか、”神に選ばれた”力を持つと表現していいのか、とても優れた”触覚”の持ち主なのだ
精密機械でも測ることができない領域の微妙な誤差を見分けることができる能力があるのだ
私は彼を何度も”職業マイスター”として工業高校や専門学校の講師に招いた
彼のモノづくり哲学は、モノづくりを目指す若者にとってはとても魅力ある話ばかりだった
以前、全国的な”工業高校”の統廃合の問題を相談した時には一生懸命その課題に向かって協力してくれていた
彼は24時間でも機械に向かっていたいタイプで、婚期を逃し今も独り身でいるのだ
20年前に事故で両親を亡くし唯一の姉弟であるお姉さんも福岡に嫁ぎ今は独りで暮らしている
今から6年前だろうか…体調を崩し何度かの精密検査を繰り返し見つかったのが、聞いたことがない病名の難病だった
彼にとっては”命より大事”な触覚を奪われてしまったのだった
神から与えられたはずの彼のその能力には”期限”があったのだ
当時の彼にとってそれは”余命宣告”に等しいものだった
段々と感覚を失っていく度に、人との接触をさけるようになり製造の現場を離れてからは完全に孤立するようにもなっていた
職人気質でプライドが高かった彼に対して周囲の誰もが”励ます”ことを躊躇していたのだ
親しい私でさえ自暴自棄になっていた彼に「頑張れ」「負けるな」という言葉をかけることができないままでいた
それでも最初は時々顔を出すようにしていたが、会話のない時間だけが流れその後は段々疎遠になっていくのを感じていた
そんな時、話題作りのためにNEWSのDVDをもって久しぶりに彼のもとを訪ねたのが2週間前だった
それが昨夜のブログの内容だ
「生きろ 何万回言ったって
何万回聞いたって
負けそうになるけど
いいさ懸命に誓った仲間の絆を
道しるべに
生きろ 敗北を知ったって
どん底に至って
またやり直せるだろう
そう授かった命の全てをかけて
燃え尽きるまで」
サビの部分だけ書かれたメモ用紙
これが彼を救ってくれた
これが彼を支えてくれた
偶然にテレビからこの曲を聴くことができなかったら
いや、多分、彼がこの曲を耳にしたのは必然だったはずだ
後日談として姪っ子に聞くと…
7月18日に放映された「音楽の日」ではないかとのことだった
ハウトゥーサクシードより前なので
チューネンハントがNEWSを意識する前である
私もこの番組を観ていないようだった…
ネットの動画検索でようやく探し当てて観た!
「友人の言う通り、この”生きろ”は鳥肌が立った!」
明らかに人の命を救う”魂の歌”だった
あらためて感謝である
そして…
チューネンハントとNEWSとの出会いも必然だったと感じた
