アヤコちゃん母娘三代?&美里ちゃんとの
Xmasパーティーはご馳走もたっぷりで
賑やかな宴となった
 
アヤコちゃん母とは、高校以来の40年ぶりの再会
先日、娘ちゃん(孫)を迎えに行ったときは
全く気が付かなかったが、面影はある
バレンタインや卒業式の校門でのだ
 
 
パーティーの終盤に
それは、始まった…
 

アヤコ母の恋の理論…

 
「憧れって、
  なかなか恋に
   発展しないのよ」
 
アヤコ母が話し出した
 
「幼稚園の先生が初恋だったり、テレビのアイドルのファンになったり、学校の先輩に憧れたりするのは、心のどこかで恋には発展しないとわかっているものなの…」
 
「手が届かない…っていう意味からすると私にとっては同じ事だったの…」
 
「でもね…当時はね、先輩は身近に居たし校内放送で職員室に呼ばれている時なんかは、職員室の前で〝待ち伏せ?〟もできた…それで満足だった」
 
 
「バレー部の体育館から時々陸上部の練習をチラ見する、それだけでドキドキしてたわ…」
 
少しアルコールも入って饒舌になってきた
 
「バレンタインの日も本命がいると分かっていても〝その他大勢?〟に混ざってチョコを渡す事で納得できていた」
 
「でもね…卒業式の日に、もう逢えない…という感覚より、もう見ることができない…という実感がわいて、とにかく身につけてるものを記念に欲しくて〝ボタン〟もらったのよ」
 
「その後、同じ陸上部の男子にチューネンハントさんのウィンドブレーカーも貰ったんだけどね(笑)」
 
アルコールが入っていても少し照れながら話し続けた
 
「当時、デビューしたてのトシちゃんのファンだったんだけど、トシちゃんは毎日テレビで観ることはできたけど、先輩は見ることが出来なくなって…」
 
みんな真剣に聞き入ってる…
 
「さすがに同じ大学を目指すには無理があったから夏休みとかに部活のコーチに来てる時に一度見かけただけ…それがこの間、孫を迎えに来た人が先輩だった!四十年近くぶりに出会って、本当に驚いたんだから…」
 
「アヤコに話そうか迷ったんだけど、孫があまりにチューネンハントさんの事を気に入っているから、話してみたのよ」
 
「だから、私だけの理論かもしれないけど…やっぱり憧れは恋に発展しないって納得できたの」
 
「私はこんなにオバさんになって、孫に毎日〝お婆ちゃん〟て呼ばれてる…でもチューネンハントさんは〝あの頃〟と変わらないわ」
 
心の声:いや、それはないよ…十分オッサンだよ
 
「わかる気がするわ…憧れは恋に発展しないって理論!」
 
美里ちゃんが腕を組みながら頷いている
 
心の声:チューネンハントには理解不能だ
 
その後も
「憧れは恋に発展しない理論」
の話で宴は盛り上がっていった
 
チューネンハントは少々の照れと妙なバツの悪さから、娘ちゃんとドールハウスで遊ぶことにした
 
昼寝をたっぷりした娘ちゃんは、大人たちの宴をよそにプレゼントに囲まれ遅くまで起きていた