先までは、"愛記"についての記載で、どのようにブロックチェーンSNSに組み込んで実装していけばよいのか、概念的なところからアプローチ方法を記載していった。大まかな概念としてはひとまず終えた。次は、ブロックチェーンの概念設計といえるところまで、基本設計書に着手できるようなところまで、概念を具体化していきたい。
統計分析について③
統計分析の続きについて見ていこう。統計分析となると、自分が所属するひとつの市町村のブロックチェーンに留まらず、世界中の市町村のブロックチェーンで行われている愛の行動レベルや愛貨やりとり等の分析となり、話はとても複雑になる。しかし、ニーズは多いのだろう。今、各種愛貨の額はいくらくらい?とか、どのレベルの行動が多く成されている?とか、レベル8の行動の世界中の事例をみたいとか、他の市町村のBさんについて調べたいとか、地域別に愛の行動のレベル差をみたいとか、が特に多いニーズであろう。では、一つずつ見ていこう。
■地域別愛の行動レベル差について調べたい
愛の行動レベルの世界中の市町村のレベル差を比較する方法はいくつか考えられる。以下は一般的な方法のいくつかである。
-
平均比較: 各市町村の愛の行動レベルを合計し、全回数で割って平均を求める。そして、各市町村の平均値を比較して、レベルの差を確認する。この方法は、各市町村全体の愛の行動の平均的なレベルを比較するのに役立つ。
-
最頻値比較: 各市町村で最も頻繁に行われている愛の行動レベルを調べ、そのレベルを比較する。これにより、各市町村で特に強調されている愛の行動のレベルを比較することができる。
-
分布比較: 愛の行動レベルの分布を調べ、各市町村の分布を比較する。例えば、ある市町村ではレベルが広く分布している一方、他の市町村では特定のレベルに偏っている場合など、分布の違いを比較することができる。
-
統計的検定: 統計的検定を使用して、愛の行動レベルにおける市町村間の差異が有意かどうかを確認することもできる。統計的検定を使用することで、偶然の差異と本質的な差異を区別することができる。
これらの方法は、愛の行動レベルの世界中の市町村間の差異を比較する際に一般的に使用されます。どの方法を選択するかは、比較したいデータや目的によって異なる。
地域別愛の行動レベル差比較専用API
今は専用のAPIを開発したい。どのようなAPIかというと、世界中の市町村のレベル差を比較するAPIであるとしよう。以下に、指定された比較方法に基づいて異なる比較を行うAPIの例を示す。このAPIは、クライアントからのリクエストに応じて、世界中の市町村のレベル差を比較する。
from flask import Flask, request, jsonify
app = Flask(__name__)
# ダミーデータ
municipalities_data = {
"municipality1": {"level1": 100, "level2": 200, "level3": 150, "level4": 300},
"municipality2": {"level1": 50, "level2": 150, "level3": 100, "level4": 200},
# 他の市町村のデータも追加
}
# 平均比較
def compare_averages(data):
averages = {municipality: sum(levels.values()) / len(levels) for municipality, levels in data.items()}
return averages
# 最も回数が多いレベル比較
def compare_most_frequent(data):
most_frequent = {municipality: max(levels, key=levels.get) for municipality, levels in data.items()}
return most_frequent
# 分布比較
def compare_distributions(data):
distributions = {municipality: {level: count / sum(levels.values()) for level, count in levels.items()} for municipality, levels in data.items()}
return distributions
# APIエンドポイント
@app.route('/api/compare-levels', methods=['POST'])
def compare_levels():
data = request.json
comparison_method = data.get('comparison_method')
if comparison_method == 'average':
result = compare_averages(municipalities_data)
elif comparison_method == 'most_frequent':
result = compare_most_frequent(municipalities_data)
elif comparison_method == 'distribution':
result = compare_distributions(municipalities_data)
else:
return jsonify({"error": "Invalid comparison method"}), 400
return jsonify(result), 200
if __name__ == '__main__':
app.run(debug=True)
このAPIは、クライアントが指定した比較方法に応じて、世界中の市町村の愛の行動レベルの差を比較する。比較方法には平均、最も回数が多いレベル、分布比較が含まれる。各比較方法に対応する関数を作成し、リクエストされた比較方法に基づいて適切な関数を呼び出して結果を返す。
地域別愛の行動レベル差比較画面のバックエンドプログラム
以下に、平均法、最頻値法、分布比較を含むAPIの実装例を示す。
from flask import Flask, jsonify, request
import requests
app = Flask(__name__)
# セキュリティトークン
SECURITY_TOKEN = "your_security_token_here"
# 認証デコレータ
def requires_auth(f):
@wraps(f)
def decorated(*args, **kwargs):
token = request.headers.get('Authorization')
if not token or token != f"Bearer {SECURITY_TOKEN}":
return jsonify({'error': 'Unauthorized'}), 401
return f(*args, **kwargs)
return decorated
@api.route('/get_love_action_analysis')
@requires_auth
def get_love_action_analysis():
try:
# API経由で分析結果を取得
response = requests.get('http://your_api_url/get_love_action_analysis')
analysis_data = response.json()
return jsonify(analysis_data)
except Exception as e:
return jsonify({'error': str(e)}), 500
if __name__ == '__main__':
app.run(debug=True)
このコードでは、get_love_action_analysis関数内でAPIを使用して分析結果を取得している。分析結果は別のAPIエンドポイントから取得される想定である。必要に応じて、このエンドポイントを実際のAPIエンドポイントに置き換えていく。というのも、get_love_action_analysis関数内のコードは、別のAPIエンドポイントから分析結果を取得するために使用されている。この場合、APIを使用して外部のデータソースからデータを取得し、それを元に処理を行う。具体的には、requests.getメソッドを使用して別のAPIエンドポイントにGETリクエストを送信し、そのAPIから返されたレスポンスをresponse変数に格納する。その後、response.json()メソッドを使用してレスポンスをJSON形式に変換し、analysis_data変数に格納する。これにより、外部APIから取得したデータをプログラム内で使用できるようになる。
地域別愛の行動レベル差比較画面のフロントエンドプログラム
const apiEndpoint = 'http://your_backend_url/get_love_action_analysis';
const authToken = 'your_security_token_here';
// 分析結果を取得して表示する関数
async function getAnalysisData() {
try {
const response = await fetch(apiEndpoint, {
method: 'GET',
headers: {
'Authorization': `Bearer ${authToken}`
}
});
if (!response.ok) {
throw new Error('Failed to fetch analysis data');
}
const analysisData = await response.json();
console.log('Analysis Data:', analysisData);
// ここで取得した分析データを画面に表示する処理を行う
} catch (error) {
console.error(error);
}
}
// ボタンをクリックしたときの処理
document.getElementById('fetchAnalysisButton').addEventListener('click', () => {
getAnalysisData();
});
このJavaScriptコードでは、fetchメソッドを使用してバックエンドのAPIエンドポイントにGETリクエストを送信し、分析結果を取得している。リクエストヘッダーには認証トークンが含まれており、バックエンドの認証デコレータが正しく認証を行うことができる。取得した分析データはコンソールにログ出力されるが、実際には画面に表示する処理を追加することで、ユーザーに見やすく表示することができる。