Lv4 順応型パラダイムでの愛の行動について | 続・ティール組織 研究会のブログ

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ティール組織が話題になっているが、具現化するにはどうしたらよいか?
その研究を続けるにあたり、さらに次の形態である、続・ティール組織なるものまで視野に入れ、具体的な施策・行動内容を研究・支援する会。

順応型パラダイムでの愛の行動とは

どんな行動があるだろうか?

それを深く検証することで、

Lv4順応型組織内でも愛の行動を意識して

取ることが出来、やがてはLv7進化型組織

へ昇華につながるのではないか。

 

愛の行動レベル4について

□感情コントロールする

□コンプライアンスを守る

□あいまいさを無くす

□不正を無くす

□心をひきしめる

□うそをつかない

□組織のために自己犠牲を厭わない

□光と闇を認める

□温もりを与える

□親身に教える・教えられる

 

などが愛の行動レベル4の科目になる。

この科目に対して、1つ1つの行動が

“愛記“に仕訳され、アカシックに

記録されていく。

なお、Lv8続・進化型パラダイム以上でないと

アカシックにアクセスできないだけで、

記録されるのはどのレベルでも行われる。

 

例を見てみよう。

 

1.光と闇を認める

この愛の行動レベル4では、

自分は何をやってもダメなんだ!という

自己否定を打ち消すべく、日々行動していく

ことが基本となる。

 

それゆえ、自ずと光と闇という2面制を

持つことになるのだが、問題になるのは

闇を無視してしまう事だ。

無視して、光の部分ばかりを見よう見ようと

して、偽りの自分をどんどん増幅させていく

ことが最もマズい。

 

そうではなく、闇は闇として受け入れること。

それは自分の中にもあるんだ!と認め、

そこといかに上手にお付き合いするかが

ポイントになる。

嘘をつく自分、不正をする自分、サボる自分、

すべて起こり得ることであるし、それを無視

するのではなく、きちんと向き合って、

どうやったらそういう自分を無くせるかを

日々考えることが大切なのである。

 

それを無視して偽りの自分を増幅させると、

“自分は正しい!”と意固地になって主張

したり、“間違っているのはあなただ!”

と相手を攻撃したりするようになる。

 

正しい、正しくない!

正義、悪!

光、闇!

 

あらゆるものを二極化して考えてしまう。

それが愛の行動レベル4の特徴だが、

レベル5に向かうには闇もきちんと認め、

そういう自分が居たとしても、要は結果を

出せばいいという割り切りに至れば

レベル5に成れるし、そうではなく、

ずっと相手を攻撃し続け、正しさを主張

してばかりいるとレベル4のままか、

レベル3に逆戻りもありえる。

 

あなたの周りにいないだろうか?

やたらと正義とか悪とか、

正しいを固執する人とか、

ルールを守らない人を徹底的に嫌うとか、

自分のやり方に固執する人とか、

すべては愛の行動レベル4のなかで

愛を実践しようと頑張っている人ではある

のだが、高いレベルの人から見れば、

極端であり、もう少し中間を考えるとか、

柔軟に物事を考えると良いのにと

言いたくなるのだ。

 

ルールや規則、マナーを絶対的に重視し、

文字のフォントや言い回しをやたらと気にし、

資料のホッチキスは完璧にズレなく止め、

几帳面で神経質極まりない、

でも、一生懸命であり、認められたいと

必死で自己犠牲をして期待に応えよう

と努力する。

 

これが愛のレベル4の行動である。

いかがであろう?

あてはまるようであればレベル4の

順応型組織で就業するとしっくりくるハズだ。

 

繰り返し伝えているが、

Lv7進化型(ティール組織)が良くて、

Lv4順応型が悪いなどとは思っていない。

人には適材適所というものがある。

そして人には発達課題というものがある。

そして人は成長する。

それゆえ、何が良くて何が悪いということは

言えない。

言えることは、今の愛の行動レベルと

組織のパラダイムはリンクするため、

居心地が良いか悪いかは人それぞれと

ということだ。