家康の誤算「神君の仕組み」の創造と崩壊 | MONACOへの道☆中嶋航の『想い』を語るアメブロ

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夢の実現にむけて邁進する中嶋航のブログです。2010年7月から書きはじめて10年以上の月日が経ちました。
記事内容は月日にあわせて様々ですが(笑)これからも想いや学んだこと、感じたことを記録していきます!

改めて徳川家康が築き上げた仕組みと


その明と暗の双方の視点を


意識して読むことが出来ました!


とても勉強になる一冊でした



オススメ度…★★★★


響いた内容…

・勝手に集まって政治を議論、批判し、要求を通そうとするのは「徒党を組む」「徒党を立てる」と呼ばれ、極悪違法行為でした。ですから日本では、「党」というものが、いまひとつなじまないのです。


・衰えた組織が「アウトソーシングの請負組織」を利用するのは、よくあることです。


・「素顔の西郷隆盛」(新潮新書)


・人物を見るときには、「環境(出身や家格)の影響でその地位にいるのか、本人の力でその地位にいるのか」を考えるのは、歴史を見るときのポイントの一つです。


・日本の民衆が書いた政治意見書を見ていると、「権力者はお天道様のように贔屓偏頗なく、慈悲をもってみんなを平等に照らす」といった表現がたくさん出てきます。つまり、「満遍なく大地を照らして、恵みを与える太陽だから、権力者は人の上に立てる」という考えです。


・フランス革命でもそうですが、民衆は物価、とりわけ食べ物の価格が上がると、政権を脅かします。


・幕末動乱に向かう過程を知る

宮地正人「幕末維新変革史」(岩波現代文庫)


・「学問や得られる知識そのものに興味がある。だから、勉強する」。これが本来の姿だったのですが、近現代社会ではそうではなくなりがちです。


・自分が大事とする考えの軸を持つこと

歴史を考えるうえで「未来の子どもの幸せ」に価値を置く観点が大事だと思っています。