徳川家康 弱者の戦略 | MONACOへの道☆中嶋航の『想い』を語るアメブロ

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夢の実現にむけて邁進する中嶋航のブログです。2010年7月から書きはじめて10年以上の月日が経ちました。
記事内容は月日にあわせて様々ですが(笑)これからも想いや学んだこと、感じたことを記録していきます!

学ぶ事が多いです、徳川家康。


やはり徳川260年の歴史は凄いですね!


オススメ度…★★★★


響いた内容…

・孤立主義を避ける対外感覚と、外から積極的に学ぶこと。これこそが、三大国(アメリカ、中国、ロシア)の狭間に生きる私たちが、自分たちを磨き上げ、進化を遂げられるかどうかのカギを握っているのではないでしょうか。


・競合相手とはなるべく「棲み分け戦略」をとる。棲み分けが無理とみた時にだけ、徹底して戦う。これは家康生涯の戦略思想の基本になりました。


・信長、秀吉、家康の三者を比較するなら、信長は価値観も含め一元的に服従させる権力、秀吉は全てを呑みこもうとする権力、そして家康は凄み分ける権力ということになるでしょう。


・秀吉は気前が良かったのです。武士のリーダーの条件で最も重要なことは、領地を与え、その権利を保証してくれることです。


・「強制よりも共生」というのが、徳川流なのです。弱者は他者を呑み込んで大きくなるしかありません。これも徳川の知恵であり、戦略でした。


・中国の古典に、「馬上天下を得るとも、馬上で天下を治むるを得ず」という言葉があります。軍事力で天下を取れても、力だけでは天下を治めることはできない。これは駿河時代の家康にふさわしい言葉でしょう。