論語と算盤 | MONACOへの道☆中嶋航の『想い』を語るアメブロ

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夢の実現にむけて邁進する中嶋航のブログです。2010年7月から書きはじめて10年以上の月日が経ちました。
記事内容は月日にあわせて様々ですが(笑)これからも想いや学んだこと、感じたことを記録していきます!

大河ドラマ 青天を衝けでおなじみ…


渋沢栄一の論語と算盤


しっかり読み終えました!


やはり勉強になる内容ばかりでした




オススメ度…★★★★★


響いた内容…


・「人にはどうしようもない逆境」に対処する場合には、天命に身を委ね、腰をすえて来るべき運命を待ちながら、コツコツと挫けず勉強するのがよいのだ。


・名声とは、常に困難でいきづまった日々の苦闘のなかから生まれてくる。失敗とは、得意になっている時期にその原因が生まれる。


・「小さなことは分別せよ。大きなことには驚くな」としたためられているが、商売や軍務を初めとして、何事にもこの考えでなくてはならない。


・現実に立脚しない道徳は、国の元気を失わせ、モノの生産力を低くし、最後には国を滅亡させてしまう。


・高い道徳を持った人間は、自分が立ちたいと思ったら、まず他人を立たせてやり、自分が手に入れたいと思ったら、まず人に得させてやる…論語の言葉より。


・人の一生は、重い荷物を背負って、遠い道のりを歩んでいくようなもの、急いではならない。


・「論語」の教えは、自分を律するのが主眼であって「人はこうありなさい」とか「こうありたい」といったように、どちらかといえば消極的に人の道を説いたものである。


・福沢諭吉の言葉「書物を著したとしても、それを多数の人が読むようなものでなければ効率が薄い。著者は常に自分のことよりも、国家社会を利するという考えで筆をとらなければならない」


・有無相通…つまり、あるものとないものを、お互いに融通し合うことが経済の原則の一つとして知られている。


・「天」を人格のある魂を持つ生命体だとは考えず、かといって天地と社会との間に起こる因果応報の原則を、「偶然にすぎない」などとも考えない。これらをすべて天からくだされた運命だと考えて、「恭」「敬」「信」の気持ちをもって臨んでいく…こう考えるのが、もっとも穏当ではないかと思う。


・学問の力を知りたければ、こう考えればよい。賢者も愚者も、生まれたては同じようなもの。しかし、学問をしないことによってたどり着く先が異なってしまう。