日本3.0 2020年の人生戦略 | MONACOへの道☆中嶋航の『想い』を語るアメブロ

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夢の実現にむけて邁進する中嶋航のブログです。2010年7月から書きはじめて10年以上の月日が経ちました。
記事内容は月日にあわせて様々ですが(笑)これからも想いや学んだこと、感じたことを記録していきます!

コロナの影響もあるなか

70年周期の話もあり

再度、読み直したいと感じて…

バッチリ読み直しました(°▽°)

日本3.0


2年前の2018年に読んだ

ベスト本の一冊って感じでしたが

今読むと、また感じ方が違いますね…


オススメ度…★★★★★

響いた内容…

・第3のガラガラポン革命を引き起こす「10のファクター」
1年功序列の終わり
2正社員と非正規社員の格差解消
3男女逆転
4外国人労働者の登用
5難民
6業界再編・伝統企業の倒産
7スタートアップの興隆
8第4次産業革命
9交通革命
10グローバル化

・今のグローバル化とは「頭でっかちのグローバル化」。ネットなどの情報を通じて、世界とつながったつもりになっただけで、そこに身体性はありません。頭はグローバル、体はローカルといういびつな構造になっている。

・インターネットやソーシャルメディアなどの新しいテクノロジーは、既存の秩序を壊すのは得意です。しかし、新しい秩序をつくる魔法の杖にはならなかった。

・国を英語で表現するとき、カントリー、ステート、ネーションという3つの言葉があります。カントリーは、地理として、場所としての国です。ステートは、政治的に定められた機関としての国です。ネーションは、文化や人種をベースにした共同体としての国です。日本の場合、人種に多様性がなく、国土が狭く島国でもあるため、カントリーを含めた3つの国の概念が重なりやすい。

・「場」の創出で、注目すべき企業が、トーマツベンチャーサポートです。掲げるミッションは、「イノベーションのインフラを日本中に張り巡らせること」

・世の中でイノベーションを起こす人に必要なのは、マインド(ビジョン、パッション)、人のネットワーク、経営スキルの3つ。大企業の人はマインドがない人が多い。

・著名経営者の言葉「日本の経営者の最大の問題は、高齢化からくる幼稚化とボケ。立派な大企業でも、自分の言ったことを忘れてしまったり、すぐにキレてしまったりする経営者が増えている。すぐに怒るのは痴呆と関係のあるケースも多い。」

・公共性とワクワク感のあるビジョンを語れるリーダー。時代を的確に読んで、大胆な投資を決断できるリーダー。明るさとチャーミングさを備え、みなを鼓舞できるリーダー。そんなリーダーの下に、強力なメンバーが揃えば、日本企業はまたたくまに復活し、イノベーションが次々と生まれる。

・大企業でイノベーションを成功させるコツ
「ひとつ目が、自分のビジョン、パッションを示して周りの共感を広げること。次に、その事業の可能性をロジック、数字で説明することです。そのうえで、しっかり社内政治を行い、根回しすれば、新規事業を起こすことができます」

・イノベーションを起こすために、「知の探索」と「知の深化」の両方が必要だということ。
知の探索…今の自分がいる場所から離れて、新しい知を探しにいくこと。
知の深化…自分の専門、得意分野をさらに研ぎ澄ますこと。

・『世界の経営学者はいま何を考えているのか』

・教養とは、単に知識が豊富なことでも、IQが高いことでも、論理的思考能力が高いことでもありません。それは、思考法、倫理、芸術的センス、学ぶことへの姿勢、好奇心などを包括した「知の総体」とでも言うべきものです。知の基礎体力とも言えます。

・ドラッカーが定義する教養人とは、専門知識が豊富な人ではなく、さまざまな専門知識の本質を押さえた人なのです。

・イノベーションの力
①関連づける力…知識分野、産業、地理を超えた意外な結びつきを生み出す力
②質問力…破壊的な質問を通じて、新しい洞察や可能性、方向性を誘発する力
③観察力…周りの世界に注意深く目を向け、新しい洞察やアイディアを得る力
④人脈力…多様な考え方を持つ人々との交流を通じ、アイディアを見つける力
⑤実験力…つねに新しいアイディアを試し、さまざまな仮説を検証していく力

・生産的な議論のコツは、未来形で行うこと。
弁論が対象とするのは「未来を扱うもの」なのです。弁論術は、何が真実かを哲学的に追い求めるものではなく、何が将来のベストな選択かを考える実用的なツールなのです。ほとんどの議論が行き詰まってしまう最大の理由は、過去や現在の時制で問題を議論してしまう点。

・西郷隆盛は『南州翁遺訓』の21条で「概して人間というものは己に克つことによって一人前に成功し、己を愛することによって失敗するものであるぞ」と述べています。武士たちは、己に向き合い、自己愛を捨てることがいかに大切かをよくわかっていた。自己愛が強すぎるナルシストを要職につけてはならない。

・孤独とリーダーシップ
「リーダーシップにとって、真に重要なのは想像力であり、新規かつ逆張り的な物の見方を考え出し、それを表現する勇気です。良きリーダーであるためには、いかにして一人の時間を作るか、一人で思考に集中できるか、大多数の一致した意見に左右されないか、をわかっていなければなりません。〝孤独〟とは、一人で静かな時を過ごすことへの自信と心地よさです。」