「超」入門 失敗の本質 | MONACOへの道☆中嶋航の『想い』を語るアメブロ

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夢の実現にむけて邁進する中嶋航のブログです。2010年7月から書きはじめて10年以上の月日が経ちました。
記事内容は月日にあわせて様々ですが(笑)これからも想いや学んだこと、感じたことを記録していきます!

またまた…きました!

これも2019年、ベスト候補だな(°▽°)


オススメ度…★★★★★

響いた内容…

・7つの敗因

・勝利につながる「指標」をいかに選ぶかが戦略である。性能面や価格で一時的に勝利しても、より有利な指標が現れれば最終的な勝利にはつながらない。

・「一つのアイデアを洗練させていく」ことが得意な日本人は、小さな改善、改良を連続的に行うことで既存の延長線上にある成果を挙げることに成功しやすいのかもしれない。

・イノベーションを創造する三ステップ
①戦場の勝敗を支配している「既存の指標」を発見する
②敵が使いこなしている指標を「無効化」する
③支配的だった指標を凌駕する「新たな指標」で戦う

・日本人と日本組織の中には、過去発見されたイノベーションを戦略思想化し、「虎の巻」としたい欲求が存在する

・アーネスト・キング元帥の人事システム
→優秀な部員を選抜できる(中央だけでなく最前線の優秀な人材も発見できる)
→たえず前線の緊張感を作戦本部に導入できる
→作戦策定に特定の個人のシミがつくことがない
→意思決定のスピードアップが可能になる

・失敗の本質より…
日本軍は結果よりもプロセスを評価した。個々の戦闘においても、戦闘結果よりはリーダーの意図とか、やる気が評価された。このような志向が、作戦結果の客観的評価・蓄積を制約し、官僚制組織における下克上許していったのである

・日本軍と米軍の違い

・人事は組織の限界と飛躍を決める要素である

・トップが激戦地(最前線)を自分の目と耳で確認する五つのメリット
①情報が階層にフィルタリングされて、歪んだ形でしか伝わってこないことを避ける
②決定権者が最前線の問題を直接知ることで、改善実施のスピードが段違いに速くなる
③誤った情報を基に、不適切な対策を続けている状態を見破る機会となる
④問題意識が一番鋭い人物が現場に足を運ぶことで、新たなチャンスを発見する
⑤現場のスタッフとの意思疎通と、最前線の優れたアイデアをトップが直接検討できる

・チャンスを潰す人の三つの特徴
①自分が信じたいことを補強してくる事実だけを見る
②他人の能力を信じず、理解する姿勢がない
③階級の上下を超えて、他者の視点を活用することを知らない

・失敗するリーダーに共通するのは、周囲の意見や目の前の現実を否定し、自己の意見や思い込みに固執しすぎてしまうこと

・「居心地の良さ」とは正反対の、成果を獲得するための緊張感、使命感、危機感を維持できる「不均衡を生み出す」組織が生き残る。指揮をとる人間には「見たくない問題を解決する覚悟の強さ」が何より要求される。

・『組織行動の「まずい!!」学』樋口晴彦…祥伝社新書

・『なぜリーダーは「失敗」を認められないのか』リチャード・S・テドロー著…日本経済新聞出版社

・リスクは「目を背けるもの」でも「隠す」ものでもなく、周知させることで具体的に管理されるべきもの。ビジネスでは、リスクを「かわす」のではなく、徹底して管理しなければ、存続していくこと自体が難しくなる。