どうもー! コウジロウです
通気口が外れた
もしくは
外れそう
というご相談
この記事では、今まで付いていたものを応急処置で再利用する方法をお伝えします
通気口は、換気口、又はレジスターなどと呼ばれています。この投稿では通気口でお話しを進めます。
なぜ外れる?
こんな感じの風が強い日
たまにありますよね↓
・・・いや、さすがに無いでしょ(汗笑)
でも風が強い日は実際、建物にすごい力が加わっています。通気口は外壁と面したところに付いているので、その影響を受けてしまうんです。
外壁面を断面で見てみましょう。室内と外部の間のピンク色の部分を外壁とします。
▶穏やかな風
▶強い風
イラストでは通気口を赤くしています。一般住宅では、直径10㎝か15㎝の大きさ。外部に通じる配管(グレー色)と接着剤で接続してあります。外れる原因は接着剤の劣化です。
本体が割れていなければ再利用できるのですが、元の位置に戻すだけではポロっと落ちてしまいます。落ちないようにする方法は大きく分けて2つ。通気口のタイプによって変わります。
応急処置 その1
本体を2つに分割できるタイプの直し方
一番外側の丸い部分と、その内側のルーバー部分が分割できます。ルーバー部分に < ゆるむ ←→ しまる >と書いてあるので、ゆるむの方に回す(反時計回り)。
すると外れます。こんな感じに↓
風で外れる時は、分割されていない状態です。こんな感じ↓
まずは、分割した外側の筒状の部分を壁に戻します。
戻したら内側にアルミテープを貼ります。グレー色の配管と通気口をつなぐように。私はだいたい3枚貼るようにしています。
接着剤でもいいのですが、いずれ交換が必要になった時に外せるぐらい弱めの接着がいいと思います。私は接着剤は使いませんが…
ここにルーバー部材を取り付ければ完成!DIYでも充分いけます。
応急処置 その2
本体が分割できないタイプの直し方
分割できるタイプと違って、ルーバー部分と筒状の本体が一体成形。
外れるとこうなります↓
一体成形の場合、筒状の外側にテープを貼る方法でいきます。壁穴に対して通気口は小さいのでそのまま戻してもゆるいんです。なので、筒の外径を太くするイメージ。
使うのはマスキングテープ。ガムテープ等の強度があるテープは壁穴にはめ込む時に壁穴を崩してしまうので、当たりのやさしいマスキングテープがちょうどいいんです。私はこれをグルグル巻きつけます。テープはよじれがあって表面に凸凹がある位でOK。
巻く長さは、壁穴に戻してみてどの位あそびがあるかで決めます。
壁穴が大きくてガバガバな場合、テープをいくら巻いてもなかなかぴったりになりません。その場合は、割ばしを2~3㎝ぐらいにカットして一緒に巻きつけます(下図参照)。
やや表現がおおげさですが、要はかさ増し出来ればいいんです。割りばしを何箇所入れるかは、すき間の大きさによります。私は今まで、2〜4本で対処してきました。赤の点線部を拡大してみると
画像で見るとこんな感じです↓
何度か試して壁穴にぴったりくればOK!
DIYで充分できます。やってみて下さい。
それでは今回はこの辺で
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた!