どうもー! コウジロウです
というご相談
家の空気を循環させるために付いている、目立たたないけれど重要な役者。
通気口、換気口、又はレジスター
などと呼ばれています。この投稿では通気口でお話しを進めます。
どこに付いているの?
この通気口は、外壁に面した壁に付けられています。開閉式になっているので、窓を閉めても風をゆる〜く入れられるんです。
今回のご相談は、『突風に煽られて通気口が外れてしまった』ということで、テープで貼ってあります。
そうでないと、ポロっと部屋内に落ちてしまう状態。
応急処置で外れないようにするという方法もありますが、ご要望は交換。汚れや、デザインが気になるのでスッキリしたいとのこと。そこで、こんな感じの通気口をお勧めしました↓
NASTA(ナスタ)
プッシュ式レジスター断熱密閉型
KS-8641PR3-SG(シルバーグレー色)
壁の状態を確認
まずは、壁内を見てみましょう。
15センチ程度の丸い穴が開いているんですが、突風で煽られた時はたいてい壁の一部が崩れてます。こんな感じに↓
ただ、大きなヒビ割れはないので、壁の修理はしなくて済みそう。
新しい通気口を準備
新しい通気口を見てみましょう。
真ん中を指で押すと…カバーが手前に飛び出してきます(3回押すと一番手前になる)。この状態にしたら、カバーを上にスライドして外します。
本体は2分割できるので、反時計まわりに回して丸いフィルター部を取り出します。十字の角度でいうと45度ぐらい回すと、パコっと外れます。
フィルター部を取り除いた本体が、こちら↓
本体うしろの筒状のところに、すき間ふさぎテープをグルっと貼ります。重なりしろはそのまま回してOK。
これで準備は完了!
壁に取り付けます
取り付ける前に、おそうじ。。。壁の内側で配管を通して外と繋がっているので、土ぼこりで真っ黒(どこもこんなもんです)※おそうじはすごく大事
キレイになったところで、本体を壁に取付け。テープのクッションが効いているので、手前に落ちることはないんですが、このままではゆるいんです。
そこで!
アルミテープを使います。本体と配管(グレー色)をつなぐように、内側に貼ります。私は、5㎝程度にカットして3箇所に貼っています。
通気口は消耗品なので、いずれ交換は必要。ボンドなどで強力に接着してしまうと、外す時に大変(汗)。そうかと言って、接着をしないと突風などで外れてしまう・・・
アルミテープは元々、配管をつなぐ時に使うものなので、接着力は◎、交換時は剥がせばOK。なので、この通気口を使って交換する時は、このやり方にしています。これならDIYでも出来ます。
仕上げ
外したフィルター部をここで取り付けます。十字を斜め45度に傾けた状態ではめ込み、時計回りで止まるところまで。
あとはカバーを付けるだけ。フィルター部の中心軸に、上からスライドして取付けます(外したときの逆手順)。
使い方
カバーの中心を指で押すと、すき間が調整できるようになってます。小→中→大 の順番で3段階。シンプルにそれだけです。
24時間換気のため、通常は開けておきましょう。冷暖房を使っている時は、密閉したくなりますよね。ただ、元々24時間換気が義務付けられたのは、室内にこもる化学物質を換気によって排出するため。
住宅に関しては、ひと昔前よりはだいぶ改善されていますが、残念ながら日用品や家具などからも化学物質は揮発しています。それらを全て使わないのは現実的に難しいので、24時間換気が必要なのです。
だから、通気口は家の空気を循環させるために付いている、目立たたないけれど重要な役者なんです。
フィルター部は汚れるので、定期的に外して洗ってもいいでしょう。フィルターはメーカーで買えます。
それでは今回はこの辺で
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた!