気付いたら2週間以上放置…いつものことながら
情けないですね (-"-;A
さて、前回の続きという事で…
『脱原発』 について考えてみたいと思います。
前回のブログにて、”自分は 『反原発』 ではない”
と書きましたが、そもそも 『反原発』 と 『脱原発』
って何が違うのか??
自分なりの解釈だと…
『反原発』 は「即時原発を停止し、廃炉にしなさい」
というもので、
『脱原発』 は「原発に代わる代替え案を考えて、計画的に
原発を廃炉にしていきましょう」
という考え方だと思っています。
なので、自分のスタンスは
”『反原発』 ではなく 『脱原発』 に賛成”
という形をとります。
ただ、『脱原発』 は大変です。
原発に匹敵する発電量を自然エネルギーで賄うことは
そう簡単ではないからです。
私は建設業をやっているので、もちろん省エネ対策等を
考えながら建物を計画していきます。
住宅はちょっとした工夫で省エネに貢献できますから
意外とやりがいがありますよ。
太陽光発電などの自家発電装置を設置すれば当然電力会社
から購入する電気は削減できるので、もちろん省エネに
つながるのですが…実はそれは各家庭でのお財布の省エネ
なんですよね。
購入電気量は削減できても、実際に使用する電気量は
変わらないんですから (^▽^;)
なので、本当の省エネを目指すなら建物自体の工夫が
必要なんです。例えば 『断熱材を高性能にする』
とかですね。
そうすれば冷房や暖房の空調費が抑えられるんです。
例えばスウェーデンでは断熱性能を高性能にすることで
住宅一軒の暖房を1000Wで賄えるらしいです。
1000Wというと…

これ一台程度です。
ちょっと日本では考えられないですよね?
スウェーデンってすごく寒い国ですから…
でも、断熱性能を上げるだけでこんなことも可能なんです。
ちなみにある住宅では屋根の断熱材の厚みが500㎜
だったそうです。
静岡近辺の普通の住宅の屋根の断熱材って…大体100㎜
程度ですから、5倍の厚みなんですよね。
恐るべし…スウェーデン (^▽^;)
こんな感じで住宅を省エネ仕様にすると各家庭の
消費電気量が削減できて、大きな意味での省エネになり
『脱原発』 へ進みやすくなるんですね。
長い道のりにはなるかと思いますが…
※ちなみに太陽光発電は電力会社からの電力供給が止まると
使用できませんので、ご注意を!!