10月に消費増税を控えて、そろそろ駆け込み需要で消費が進むと思いますが、約5ヶ月前の4月に一度増税延期になったことを覚えていますか?
なぜ、この話をしているのかと言うと、気になることが一つあったからです。
4月前は世間でも増税延期がとりだたされていて、メディアでも多く取り上げられていましたね。
これにより政府も増税を今ではなく、10月に延期すると言う決断に至っていましたね。
さて、ここ最近を振り返ってみると、半年前に比べるとメディアではほとんど取り上げられることはなく、ここ最近ではどれが増税対象になるのかや、9月30日から、10月1日にかけてどのタイミングでの消費が増税対象になるかなど、増税を当たり前にしますよ〜と言う内容で報道されています。
メディアで、増税延期論をほとんど取り上げず、増税しますと言う内容で報道しているため、半年前に比べて反感どころか諦めて受け入れるような時状況になっているなと思います。
個人的には、さっさと増税したらいいと言う意見ですが、うまいことメディアを使って国民を促した政府に、まんまとやられたなと言う印象を持ちました。
特にここ数ヶ月は、米中貿易問題や、英EU離脱問題、煽り運転など、増税に近ずくにつれ、他の大きくなりそうな話題を大体的に取り上げ、意識をそらしたように受け取れます。
まぁ、メディアは国に従うものだと思っているので、皆さんも何か毎日のように取り上げられるニュースがあるときは、裏に隠された大事な出来事を探りましょう。
メディアに踊らされると、あとあと後悔することになりかねないので笑
たまには、真面目な前置きをしてみて、別に面白いネタがなかったと言う裏に隠された出来事を隠しつつ、本日も相場解析してまいります。
昨日夜間は、お昼から形成されたレンジ内に収まっており、ダウが開くまでずっともみあっていました。
完全に、翌日控えるECBの様子見から来るものだったかなと思います。
ダウが開いてからは、少しずつですが安値を切り上げていき、夜間引け間際では上値抵抗帯を破り、21500手前まで行き引けました。
これは、ぱっと見でわかる通り、移動平均線に安値を支援されたことがありました。
ファンダメンタル的には、アップルとボーイングが発表したことが、市場的に好感されたこと、アメリカの対中制裁関税への報復として発動した追加関税について、抗がん剤や潤沢油などの16品目を適用対象から除外すると発表し、米中協議の進展の期待がされたこと、この2つの要因が株価を支えたのかなと思います。
日中では、この流れを引き継いで、横ばいになると予想されましたが、株価を大きくギャップアプして始まりました。
そこからは、目立った動きはなく夜間の流れを引き継ぎ、引けまでもみ合っていました。
見た通り、引けにかけて高値を同値で安値を切り上げていく三角保ち合いになっており、株価が大きく動き出す前兆かなと思いました。
ここ数日の株価は、上昇後に横ばい、上昇してレンジを上げたのちに横ばい、の繰り返しで、この流れから行けば、ECBを様子見で夜間はもみ合い、イベント通過後に上昇となるかもしれません。
しかし、ECBへの市場期待は高くなく、積極的な金融緩和が示される以外は株価に影響はないかなと思います。
なので、上昇するとしたら現状ではECB以外の要因になるかなと思います。
もしかしたら、サプライズでECBが大幅な金融緩和をするかもしれませんが、可能性は低いでしょう笑
また、今週は何回も載せていますが、メジャーSQがあり、本日の日中で9月限が終了となったので、ロールオーバーの流れは完全に落ち着くかなと思います。
9月限では、21800にのせていたので、そこに向けてさや寄せしていくのかどうかは、注目したほうがいいかもしれません。
しかしドル円では、引け間際で108円台で粘っていましたが、そこからはズルズルと下げているので、何かきっかけがなければ21800は目指せないかもしれませんね。
下げるとしたら、前回も載せましたが値固めができていない状況で、節目の21000すら意識されなかったので、20800くらいまで下げてもおかしくはありません。
個人的には、現状下げてくれた方が値幅を終えるので、下げて欲しいです笑
それでは、本日もご精読いただきありがとうございました。