語り尽くせない話・その20 | 語り尽くせない話

語り尽くせない話

この度、約2年前に経験した語るも語り尽くせない出来事を綴りました。シトムズとは全く関係ない話なんであしからず。(2009年3月30日)

就職活動の最中

ハローワークの人から

言われた事だが

 

就職するに当たり

代表取締役として

会社に属しとる事は

NGという事やった。

 

代表ではなく

普通の取締役として

属しとるのであれば

問題ないが

代表取締役という

立場であれば

就職できんという事らしい。

 

確かにそうやろう。

 

会社の第一線で動く

「社長」として

名前があれば

責任は重大。

 

そんな立場の人間なら

どんな企業も

安心して雇用する事が

できんのは当然だ。

 

もちろんこの事は

彼に伝えた。

 

食い下がる彼は

またしても

ずさんやと思える事を

言った。

 

「そんなの黙っとけばわからんやろ?」

 

要するに

会社の社長である事を隠して

就職しろと言っていた。

 

僕は

どこまでも自分主義な

彼の考えにあきれ

断固として

登記上からも含め

会社を抜ける意思を

貫き通した。

 

もちろん柔らかい表現で

彼に最大限の気を使いながら。

 

そしてなんとか

会社を抜ける意思は通った。

 

でも簡単には抜けれんのが

組織というものであり

社長というもの。

 

誰かが社長にならんといかんし

取締役は最低3人必要やし

代役を見つけるのは

困難な事は承知の上やった。

 
投稿/2009年03月02日(月) 01:21