語り尽くせない話・その19 | 語り尽くせない話

語り尽くせない話

この度、約2年前に経験した語るも語り尽くせない出来事を綴りました。シトムズとは全く関係ない話なんであしからず。(2009年3月30日)

コンサルティング会社の

注文を受け

打ち合わせも終わり

作成にとりかかっていた頃に

さかのぼる。

 

前に一度

会社を抜ける意思を伝え

それから1ヶ月程過ぎた頃やった。

 

彼が言った1ヶ月の約束は過ぎた。

 

もちろんその間で

僕の気持ちに変わりはなく

個人的な目標でもあった

仕事も取れた。

 

もうこれ以上

時間も人生も

無駄にしたくない。

 

「生きたい」という欲望は

膨らみ続けとった。

 

そして再度

彼に会社を抜ける事を伝えた。

 

僕の最終的な意思として。

 

彼がどんな表情やったんかは

もう覚えとらん。

 

ただいつもの様に

嫌言は言われた。

 

「結局金儲けできんかったけんやろ?」

 

そう決めつけた感じやった。

 

自分自身が納得したい理由を

無理矢理僕に押し付けた

そんなふうに聞こえる

言葉やった。

 

もちろんそれも

理由に発展する

きっかけには

なったかもしれん。

 

でも仮に

会社がうまく

機能しよったとしても

僕は抜ける事を

選択したやろう。

 

仕事内容とか

お金とかは

大きな問題ではない。

 

問題は全て

「彼」という人間自体に

あるわけだから。

 

そしてこの期に及んでもなお

彼は食い下がってきた。

 
投稿/2009年03月01日(日) 00:56