【タイ国政府観光庁×マンゴツリー】
日本からタイへの観光ならばお任せの「タイ政府観光庁」とタイレストランのパイオニア「マンゴツリー」が主催する体験プレスツアーに参加しました。「本物のタイ料理を学び、より魅力的なタイ文化に触れること」ことを一足お先に体験!
今回のツアーに関しては、タイ旅行の専門店「エーアンドエー」が企画・実施しています。
な~~んか、怪しい天気だなぁ。
タイの食材や観光を視察すべく訪れたのは、サムットソンクラーム県。バンコクから南西へ約72キロメートルのところにある、タイ国内77県で最も小さいエリア。その中のバーンサラピー村にやってきました。
この村、ネット検索してもなかなかヒットしない穴場。
わたし的には、このような感じの村の方が都会よりもテンション上がります。
日本の昭和を思わせるような施設。
タイでは、家庭や施設、公共の場でも必ずといってよいほどにタイ王室の写真が飾られております。折しも、9月14日、プミポン国王殿下が逝去されました。
今頃タイの人たちは、この世で感じたことのないような深い深い哀しみに心を痛めていることでしょう。合掌。
サラピー村は健康になるための食べ物の提案を積極的に行っています。
その中でも力を入れているのが「Herbal Salted Egg」。
アヒルの塩卵のハーバル漬けです。
アヒルの卵って日本人には、なかなかピンとこない食材ですよね。
タイをはじめ東南アジアや中国では、炒め物に使ったり、塩漬けした黄身をお菓子に使ったり、用途は多いんですよ。
ハーバルエッグを試食させていただきました。
12日間塩漬けした卵を茹でて、ハーブや柑橘類などに漬け込みます。
見た目の色が濃いですよね。鶏の卵よりも濃厚です。
これをつまみにビール飲んだら、止まらなくなりそう~!
この村では59の工房で、目玉となる製品の研究、販売をしていて、企業や学校からの見学を受け入れながら地域活性化の役割を果たしています。
サムットソンクラーク県は、ココナッツ産業が盛んです。
施設内にあるココナッツの木に登って、樹液を取る様子を拝見させていただきました。
お兄さん、けっこう高くまで上がってます!
樹液を煮詰めて、パームシュガーができるんですよ。
濃厚なのにサラッとした優しい味わいの砂糖になるので、お菓子や料理に使うと味がグッとよくなりますよ。もちろん、購入したので日本に持って帰って沢山作ろっと。
ヤシの実は胚乳部分を削って、表皮はランプに変身~~。
バナナは乾燥させてチップスに。日本で売っているような甘いタイプではなくて、目を閉じて食べたらポテトチップスじゃないかと勘違いするくらいに、サラッとしています。(塩味)
こっちの方が、若い女性にウケるんじゃないかしら。
カンボジアに行った時も、バナナチップスがめちゃくちゃおいしくて毎日食べていたけれど、東南アジアのバナナは本当おいしいです。
サラピー村では、今後バンコク、チャンマイに続く観光地として、観光客を呼び込みたいと考えているそうです。タイは食の宝庫だし、歴史を重んじる環境に優れた国。東南アジアで唯一の植民地になっていない国でもあるので、どんどん純粋なるタイの食材や文化のことをサラピー村から広げていってほしいと思います。