みなさん、夏期講習、おつかれさまでした。
駅前の大きなビルにある教室からでてくる制服姿の子たちを見て、大学生講師に学んだことが伺い知れます。
私も、塾講師のキャリアのスタートは、大手塾のアルバイト講師でした。
人気がありましたが、そんな私が大学生講師とプロ講師のメリット、デメリットを書いてみます。
大学生講師のメリット
- 年の近い先生に教わるので、怖さがなく、親しみが湧く。
- 若さゆえに見た目がいいケースがある
- 生の大学の情報を仕入れることができる
大学生講師のデメリット
- 最大でも4年間なので、試行錯誤。生徒は実験台になる。
- 指導が自己流になる
- 受験や学習法の情報量が圧倒的に少ない
- 就活、サークルと自分のことで頭がいっぱいで、各生徒のことはプライベートで頭から離れる
- 生徒の成績が落ちても、なんら責任がない
つぎにプロ講師かつ経営者のメリットです。
- 10年以上教えていると、あらゆる学校、生徒の指導データがあるので、どんな生徒も応用できる
- 生徒の成績が下がると廃業につながるので、失敗が許されない
- 大手企業を辞めてまで経営しているため、情熱がちがう
- 各生徒の学習プランを常に理解している
こう書くと、見た目、イメージ以外、プロ講師のデメリットはなさそうですが、デメリットはあります。
プロ講師のデメリット
- 怖そうで質問できない
- 料金が高い
- プロ講師の数が圧倒的に少ない
- 大企業に勤める優秀な人は、低賃金の塾講師にはならない
上記のように、質問できない、料金が高い、ゆえにどうしても大学生講師を選ばなくてはいけないのが現状です。
大学生講師に預ける親も、大学生講師に、勉強やるきっかけとしか思っていないでしょう。
私も大学生講師時代は、生徒の成績には鈍感でした。
それが、自分が経営し、自分の生徒を持つと、生徒の成績が気になる日々が続きます。
経営者と雇われの身の感覚のちがいです。
サラリーマンでも、自分の会社が業績悪化しても無関心ですが、自分の給料が少し減ると一気に悲観する心理と同じです。
ネクシスは、今年で大学生講師にピリオドを打ち、塾長自らが教える形に移行しました。
12年ぶりの決断です。
私自身、大学生講師の方が生徒のウケがいい、ネクシスは生徒がいなくなり、つぶれると思っていました。
しかし、蓋を開けてみると、生徒が倍増しました。
なぜでしょう?
親ウケ、こどもウケでは若い講師の方がイメージ的に絶対にいいです。
我々の消費行動は、中身ではなく、イメージですべて決まります。
ネクシスは、イメージやデザインもゼロ。中身(情報量や指導歴)のクオリティーのみで勝負です。
料金は、大学生講師時代と同一のままにしてあり、プロ講師に教われると賢い親御さんは判断したのでしょう。
なにも宣伝していないネクシスを、なんとか探しだして、お越し頂いております。
ただ、また生徒が増えると、大学生講師を雇って、校舎数を増やすのでは?という懸念があるでしょう。
大学生講師を30人以上雇い、校舎を4教室に増やした結果、巷の塾同様、ネクシスの指導理論は崩壊しました。
拡大路線は、完全に失敗でした。
撤退はあっても、拡大は100%ありません。
さて、桐光学園のテストは9/7〜です。
ネクシスで夏期講習を学んだ生徒は、もう慌てていないでしょう。
7月の実力テスト終わりから準備を進めてきましたから。
学習計画でも、プロと大学生のちがいが如実に表れます。
これまでどおりプロとしての仕事を坦々と進めていきます。
