こんにちは。ニューヨークで役者やってます、まみきむです。

NYアクターの生活、オーディション、現場での様子、また独断のツッコミなどをお届けしています。

 

年に1度は健康診断の検診に行くようにしている…アメリカは医療費が半端でなくバカ高いので、予防、もしくは早期発見こそが、文字通り運命の分かれ目となるからだ…

 

ところが、今年は主治医が突然別の病院に移動していなくなり、別の主治医に変えたところ、中々その医師の予約が取れなかった…仕方なく一番早く取れる日に予約したが、それでも2ヶ月先だった…(過去記事参照)

 

ところが、その2ヶ月先の予約日の直前に、またそのクリニックから電話があり、せっかく取った予約を変えねばならないという?!…何と、その私の新しい主治医が、いきなり産休に入ってしまい、半年は戻ってこないからだそうだ…まぁ、それはおめでたい事だから仕方がないが、予約取った時にわからんかったのか、そんな事!…そこでまた主治医を変えねばならないが、何とその別の医師とのアポが、また2ヶ月先まで取れないというのだ?!

 

まぁ、これがもっと深刻な病状を抱えた患者なら、もっと別の対応があるのだろうが、如何せん、私は単なる健康診断…こちらもそんなに急ぐ理由もないし、それでクリニックごと変える!というほどの根性もないので、仕方なくさらに2ヶ月先の予約日に同意した…

 

それに従って、マンモグラフィの予約も変えねばならない…その主治医にマンモのオーダーを出してもらう必要があるからだ…まぁ、こちらもそう急ぐものでもないので、即変更の電話を入れて変更…

 

その時、婦人科検診はどうしようか…とふと迷った…もはやどう考えても妊娠することはないし、更年期障害のような症状も今のところ全くない…まぁ、強いていえば、時々気分が落ち込んだり、急にブチギレそうになったり…といった感情の波があったりするが、しかしそれは何も今に限ったことではないし、感情のアップダウンはもはや職業病…それに客観的に考えて、私には十分落ち込む理由があるのだ…一年の大半を職探し(オーディションも含む)に費やさねばならない人で、全く落ち込まない人がいたら顔見たいわ

 

それでも癌健診は大事だし、子宮筋腫がどうなっているかも気になるので、そのフォローアップの為にも一応検診に行った方がいいかなぁ…でも面倒臭いなぁ…と迷っていると、なんとそれを見透かしたかのように、婦人科クリニックから「定期検診の予約はお済みですか?」というリマインダーのダイレクトメールが、しかも郵便で届くではないか?!…これがメールなら1クリックで消してしまうところだが、こういう時に紙ベースは強い…そこで気が変わらないうちに、電話すると、何と予約はあっさり取れた。

 

ところが予約日の数日前に、その婦人科クリニックからいきなり電話…ところがその時私は撮影中だったのでどうしても電話が取れなかったのだが、ボイスメールに「あなたのアポの時間ですが、ドクターがその日は早退しなければならないので変更が必要。2:30pmか2:45pmなら空いているので、いつ来れるか教えてほしい。」というメッセージが残っていた…変更するのは構わないのだが、実はそのクリニックは電話がつながりにくく、いつもものすごく待たされるのだ…折り返し電話もすぐにはできず、しかもその日は撮影が終わったのは深夜過去記事参照)だった為、結局電話はできなかった…

 

その翌朝にでも電話しよう…と思っていたら、その翌日、そのクリニックから「次回のあなたのアポは2:30pmです」というメールが届いているではないか?!…つまり、いつかかってくるかわからない私の電話を待つより、さっさと勝手に変えて、もしそれが都合が悪ければ私の方から電話してくるだろう…という事らしい?!…さすがアメリカ?!…また「折り返し電話してください」と言っても、誰もがそうしてくれるわけではない…という事を熟知している…

そのメールは、予約をシステムに入れると自動的に送られるようなので、ならばこちらも、わざわざ電話して待たされる必要もないわ…と、そのままにしておくことにする…

 

そして、その予約日の前日、いきなり知らない番号から電話があった…が、私のスマホは知らない番号は自動的にブロックする…しかもメッセージを残さない?!…メッセージも残さないような電話は、多分セールスコールだろう…と、そのままブッチしたら、また同じ番号からかかってきた…その時ふと、何となくこれはクリニックではないか?という予感めいたものがあったので、今度は出た…つもりだったが、それは私からその番号に掛け直した形になり、これまた知らない兄ちゃんが「How can I help you?」いや、そもそもあんたの方からかけてきた電話ちゃうんかい?!…その番号は案の定そのクリニックからだったが掛けたのは兄ちゃんではないらしい?…どうやらIncoming CallとOutgoing Callは別になっているようである…そこで、「実はこの番号から電話があったのだけど、何もメッセージが残ってないので、私にも何の要件かわかってないのですが…」と言うと、「もうすぐクリニックが開く時間なので、そこへ直接電話してみて下さい」…と言う?!…まだクリニックが空いていないのに、一体誰がクリニックから私に電話かけてくるんや?!

 

何だか不気味だったが、そもそもメッセージも残さない方が悪いんや!…と、そのまま電話を切った…するとその数分後にまた同じ番号から電話が?!今度はちゃんと出る事ができ「Hello?」と応えると、何とそれは自動の録音電話で、予約時間をConfirmする為のものだった!…紛らわしい事すんなよ!知らない番号から何度も電話するより、メールかテキストで要件がすぐ読めるようにしといてぇなぁ~!…謎が解け、ともかく言われた通りに「1」を押して予約をConfirmする…

 

少なくとも、これで予約は確定できたようだが、アメリカ医療は、予約からして一筋縄ではいかない

 

★過去記事★