こんにちは。ニューヨークで役者やってます、まみきむです。

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前回のお話:

 

写真撮影

さて、タイトル・イメージのデザインも自分でやる事にしたものの、その為にイラストというオプションは諦めねばならなかった私が絵や漫画もどきを描いていたのは、はるか昔のティーンエイジャーの頃…今では画材さえ手元にない有様なので、自分でイラストを描く…というのは論外だった…そこで、チラシの時のように、写真を使う事にした。

 

前回のリーディングの時のチラシは、「オンラインのコース」というイメージから、コンピュータのキーボードやスマホなどの写真を使った。

 

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それは著作権無料のサイトからダウンロードしたものだったが、今回は前回よりもう少し暖かみのあるタッチが欲しかった…同じ様なキーボードを使うにしても、オフィスや職場というより、自宅の机の上…という感じにしたかったのだ…というのも、このシリーズは、コロナ禍のためにアパートの部屋に自主隔離状態になっていた頃の出来事…というのが結構重要な要素になっていたからだ。

 

ところが、そういう雰囲気の写真がそう都合よく見つかるものではない…いや、ちゃんと隅から隅まで探せばあるのかもしれないが、そんな時間もリサーチ能力もなく、またロイヤリティがフルに払えるほどの財力もない…しかし、一応オンラインで公開するものなので、違法の無断使用は避けたかった…となると、解決法は一つ…自分で撮ろう

 

そこで、自分の机で写真撮影を開始した…まずコンピュータのキーボード…こうやってみると、Macのキーボードというのは何気に絵になる…そしてその周りには、オンライン講座を取る時に常連の小道具達マウスマウスパッドイヤホン、メモを取るノートパッドとペンコーヒーの入ったマグカップ、そしてスマホ…もっとも、実は写真は自分のiPhoneで撮っていたので、スマホは夫のものを借りるそれらがごちゃごちゃのった机の上の風景の写真を撮っていくのだが、どうもライティングが気に入らない…そこで卓上ランプや、リングライトなど、色々な光源を試すのだが、どうもイマイチ…改めて、物体の写真というのは、ある意味、人物や風景より難しい…という事を思い知る…その道のプロがそれでお金を稼いでいるのには、ちゃんと理由があるのだ…

 

そこでライティングは諦め、それを後から編集で何とかできないものか…と試みる…

最初はiPhone付属の写真編集機能を使うが、選択肢も少なくてどうもイマイチ…さらに私はスマホにフリーバージョンのPhotoshopのアプリを入れていたのを思い出し、そちらにもトライ…こちらの方がまだ何とかイメージに近いような気もしたが、如何せん、私自身のPhotoshopのスキルがお粗末なので、どうしても限界がある…しかし、時間もないし、この辺りで妥協しようか…と思った時、ふと、インスタグラムのフィルターを使うのはどうか?…と思いついた…スマホでとった素人写真が、インスタのフィルターを通した途端、実物より断然よく見えたりする事があるではないか!

そこで、インスタに何枚か写真をアップロードし、色々なフィルターを試して、暖かい手作り感の出るものを探す…すると何となく思い描いていたのに近いものが出来上がった!さすがインスタ、素人写真の見方!

ちなみに、私のインスタはこちら

 

ただ、いきなり机の上にごちゃごちゃおかれた写真が何枚もアップされたのを見た、私のフォロワーの方々はさぞ戸惑った事だろう…普段私は、風景や食べ物など、少なくとも見て楽しそうなものだけをアップしているのに、なぜいきなりキーボードや文房具?!…それでもちゃんと「いいね」を押してくれた人達がいたのには驚いた…その中には知らない人も混じっている?!…これらにアートを見る人もいるということか?!

 

 

後はその写真にテキストで、タイトルを挿入…かくして、ナンチャッテなタイトル・イメージが出来上がった…

 

こうして見ると、確かに手作り感満載である…それもそのはず、これはまさしく正真正銘「手作り」のタイトルカードなのだ…リアルといえば、これ以上リアルなものはないはずである…

 

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