NYタイムズの記事から、英語表現をご紹介します。
432 Parkといえば、セントラルパーク・サウスに建つ96階建ての超高層マンション。
最上階のペントハウスはサウジの資本が、約93億円($88 million)で買ったとか。
2014年にニューヨークへ行った際、完成間近のこのビルを見て腹が立ちました。
だって、セントラルパークサウスのスカイラインを崩す目障りな細長い鉛筆みたいだったから。
その後も、私の中では「あの目障りな建物」という呼び名で通っています。
で、完成から5年、その超高層タワマンに様々な不具合が出ているというお話し。
記事のタイトルを見てみましょう。
The Downside to Life in a Supertall Tower:
Downsideは欠点
Supertall Towerで超高層タワー(mansionは付きません)
この手の建物は英語ではCondoです。
Luxury Condo 高級(豪華な)マンション
さて、どんな不具合かというと
Leaks 水漏れ
Creaks きしみ(キーキーいう、船のようだそうです)
風で揺れて軋むらしいです。そりゃそうだ。風を遮るものないですからね。
NYは川に挟まれているので、強風が吹くことがあります。
Breaks 壊れる
エレベーターが壊れたり、水漏れからFlood(洪水)が起きたりしているようです。
なんだ、値段が高くてもNYの他のアパートと大差ないじゃん!!
ちょっと意味が分からなかったのは、マンション内のプライベートレストラン
(ミシェラン星付きシェフの監修)があるのですが、
住民は年間1200ドル(13万円くらい)をお店で使ってね、ということになっていたそうです。
→ここは分かる。朝食は無料だったようです。
数十億円のマンションですからね、1か月に飲食代1万円ちょいなんて簡単に使いますよね。
それがコロナで維持できないから、今年から年間15,000ドル(160万円)に値上げ。
125倍になるって凄いですよね。最低でも年間160万円をこのレストランで使ってね
ということらしいです。まあ、コロナで外出できないから、毎日ルームサービス取れば、
このくらいの金額になるかしら…。
個人的には、タワマン高層階なんて住みたくないし、地震とか火事とかもう怖すぎ。
階段の上り下りが苦にならない10階くらいがせいぜい良いところです。
以前、勤め先のオフィスが40階にあったのですが、最初は乗り物酔いのような
ユラユラ感があって、気持ち悪かったです。避難訓練で階段を降りるなんて、
もうムリ!でした。96階建てといえば、その倍以上。
確かにビューは圧巻。住人が開くパーティに友達の友達として参加したいです。
コンドのサイトはこちら。2部屋開いてます。お値段7億円〜
毎日エッフェル塔へランチに通っていた作家のモーパッサンが、その理由を聞かれて、
「エッフェル塔が見えない唯一の場所だから」と答えたという話を思い出しましたよ。
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