シンプルフェイバー(A Simple Favor)という映画を配信サービスで見ました。
ゴシップ・ガールのセリーナを演じたブレイク・ライブリーと
いま大人気のアナ・ケンドリックのサスペンスドラマです。
二人はNYシティのお隣コネチカット州の住宅街に住むママ友という設定。
子供がクラスメイトで親しくなり、Playdate=子供達が約束をして一緒に遊んだり
するうち、お互いの秘密を打ち明けるような仲に。
ある日、マンハッタンで働くキャリアウーマンのブレイク・ライブリーが
仕事で遅くなるから子供を預かって欲しいと言ったきり、姿を消してしまいます。
そのときのセリフが、
I need… just a simple favor.
simple favorは「小さなお願い」、「ちょっとしたお願い」という意味。
「favor」はお願いがあるんだけれど、と言いたい時によく使います。
Can I ask you a favor?
Can(Could) you do me a favor?
家族や友人、同僚など気軽にお願いできる人に使うことが多い表現です。
この映画のなかで、え、いったい誰がホントのことを言っているの?
と混乱するシーンがあるのですが、
その時に使われていた言葉が
Gaslighting
最近(特にトランプが大統領になってから)よく目にする単語ですが、
もともと「ガス灯」という古い映画からきている言葉なのだとか。
字幕では「洗脳」という言葉が使われていましたが、
「心理的虐待の一種であり、被害者にわざと誤った情報を提示し、
被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法」
by wikipedia
He/She is gaslighting you.
彼/彼女は君を洗脳しようとしている
というふうに使います。
こわーい。だけど、現実にも
日々、メディアにガスライティングされているように感じますね。
ともあれ、オススメの映画です。
ストーリーもおもしろかったし、
フレンチポップな音楽も色使いも、インテリアもお洋服も
お洒落で見ていて嬉しくなりました。
シンプル・フェイバー(字幕版)
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400円