こんにちは。ブリスベンの直美Leeです。
昨夜は、息子の学校内で行われた「Greatest showman」を観てきました。日本でも人気があった映画だと聞いていますが、私は子供を出産してから映画館が苦手になり（閉じられた空間に数時間座っていることが苦痛になりました）、映画そのものを観る機会もグッと減っていました。
この映画のサウンドトラックは、オーストラリアでもあちらこちらから聞こえてくるので（主演のヒュー・ジャックマンはオーストラリア人です）既に観たような気分になったりもしていたのですが、昨夜はグリーン（芝生）の上で、外の空気を吸いながら自由に観れるということで、出かけて行きました。
１８：３０スタートの映画に１７時ごろから人が集まり、移動式の売店でホットドッグを買ったり、子供たちを芝生の上で遊ばせたりしながら、皆食べたり飲んだり、のんびり開演を待っています。その時間がとても開放的で気持ちが良いのです。こちらはコンサートでもスタートの３−４時間前に開場が行われ、その時間をお客さんたちが飲んだり食べたりしながらゆっくりとスタート時間を楽しみながら待ちます。
映画はストーリーの展開が早く、ストーリーで惹きつけるというよりは、豪華な歌やダンス、そしてそこから伝わってくるメッセージがかなりインパクトがある作品でした。
やっぱり一番好きになった曲が「This is Me」。自分を隠すように生きていた髭を生やしたふくよかな女性が、ヒューにその存在を見つけられ「これが私よ！」とありのままの姿でその姿を表に出し輝いていくその姿は、見ているだけで涙ものです。
その姿に集まってくる個性的に仲間たち。素晴らしいダンスと楽曲。
残念ながら、昨夜はダンス歌好きの娘と一緒に観ることが出来なかったですが、映画の話をすると「This is Me」が一番好き、と。力強い曲は娘にも最も響いているようです。
人の個性を表に引き出すプロモーターとして生き、紆余曲折しながらも家族を幸せにしようと精一杯に生きるヒューの姿に私自身は一番引き込まれました。
高揚感で胸がいっぱいになり、「エンターテインメント最高！」と楽しい気持ちで家路に着きました。この映画をこのタイミングで観ることが出来て、本当に良かった。
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さて、約１年間をかけて準備を行ってきた心屋仁之助さんの海外初公演「心が風になる in Australia」は、いよいよ来週16日（土）の１６時スタートです。
オーストラリア、日本、NZ、そしてカンボジアやその他の海外の国からも集まって来る今回のイベント。主催ののりこちゃんと一緒に、イベントの裏側を動画でお話しています。１５分ほどのこちらの動画。是非ご覧になってみて下さい。
そして。前回少しお話ししていた私からみた「仁さん」。
上で話したヒュー・ジャックマンとも重なり本当に素敵ですが、私からみた仁さんはこんな感じです。
前回、日本に帰省したのは「阪神淡路大震災」の追悼記事が新聞に連日掲載されている時期でした。
その中で、震災で大学生の息子さんを亡くしたお母さんのストーリーが描かれていました。震災以降、毎朝５時過ぎに目が覚めると同時に涙を流し、泣き叫ぶ日々を何年も送っていたそうです。
その方のお母様が痴呆症になり、老人ホームに入る事になりました。そのおばあちゃんを訪ねて行った際、いつものように息子さんの話をして、最後に「息子はもう帰って来ない」と口にしたところ、そのおばあちゃんが「ようやく分かったのか」と一言。
その一言でこの方は目が覚め、その後の人生をまた前に進んでいけるようになった、というストーリーでした。
この記事を読んで、このおばあちゃんと仁さんが重なりました。
過去や思い込みに苦しむ人、その思い込みすら分からずに生きづらさを抱えている人が「はっ」と目覚める。そんな場所にいるのが仁さん。「同情や共感」という次元以外の所にいながら、大きな「優しさ」で存在している。それが私が見ている仁さんです。
「多くの人を救う」というよりも「多くの人がハッと目覚めていく」。そのとっても大切な所で出会う仁さん。
今回のトーク＆ライブイベントで「聴くだけで変わる世界がある」という言葉は、そんな仁さんに会う（仁さんが表現する歌を聴く）と、自分の中の何かが変わり始めます。
それぞれの体験を、このオーストラリアに住む方たちと共有することが出来ると本当に嬉しく思います。
「Greatest Showman」でヒュージャックマンが見出した「個性的」なサーカスチームのように力強く・・・・
お席は残りわずかになってきています。
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2018年3月の心屋仁之助さん初海外イベント
「心が風になる in Australia」
詳細はこちら↓
https://kokoroyajinnosuke.wixsite.com/bris
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