なにも残らない昔話#45 ~アニキ☆マンマン外伝~
(なかなか来んの・・・。なにをしとるんじゃ、プロフェッサージャームは)
ひとりぼっちでたそがれていた特選肉マンマンは、ジャームのことが心配です。さきの作戦会議では、特撰肉マンマンとアンマンマンと肉マンマンがN4と戦闘中に、ジャームがドンソンエンタープライズ号で援軍にやってくることになっていたのです。
ドンソンエンタープライズ号は、希代の天才ジャーム・三王子の超絶頭脳の全てをかけて開発されたスーパーマシンなのです。最大出力は百億マン馬力、最高速度はマッハフミアケ、燃費はプリ●スの四十八倍ぐらい優れています。見た目もカッコよく、まさに夢の乗り物なのでした。
特撰肉マンマンは、おもむろにスマートフォンで電話をかけだしました。
「もしもし。わしじゃけど、なにをしとるんじゃ?」
電話の相手はジャームです。
「すみません、特撰肉マンマン。ドンソンエンタープライズ号がなかなか車検をパスしないんです。残念ながら、どうやら、そちらに向かうことはできそうにありません。無念です」
ジャームは電話の向こうで本当に申し訳なさそうにしています。ジャームの頭脳とドンソンエンタープライズの組織力をもってしても乗り越えられぬ壁。それは、現実という名の絶対不変的な存在。今も昔もわれわれの前にそびえ立って、あらゆる希望や夢を阻みます。
特撰肉マンマンは、仕方なくツイッターをはじめました。スマートフォンの液晶に、打たれた文字が浮かびあがります。
(暇なう。相棒がどっか行ったなう。待ち人来ずなう。家に帰るなう。)
孤独に屈してしまった伝説の最強闘神が最期に残した足跡は、いつまでも人々の心に深く刻まれるのでした。
無数のアンマンチが放たれた空間は、いびつな形と色になってしまった異質な状態から、耳をつんざく高周波を反響させながら、元の姿に戻りはじめました。ギチギチギチッという不快音が鳴りおわると、何事もなかったかのような静寂が残りました。
(やりすぎたかもしれん・・・。これだけの攻撃をする必要があったんやろか?でも、あんさんが強すぎるからや、ペルーシャはん。堪忍やで、ホンマ堪忍やで・・・)
本性は大阪在住のおっちゃんであるアンマンマンは、安堵の気持ちで感慨にふけっていました。
「戦闘中に考えごとですか?余裕ですね。それでこそ、わたしの運命の宿敵・・・」
「!!」
氷のように冷たく、不快臭が漂ってきそうな声に、戦慄を覚えるアンマンマン。
(ま、まさか・・・。ヤツなのか・・・)
アンマンマンはドキドキしながらも、恐怖を振り払うように勢いよく振り返りました。
「・・・・・・・」
「ミャア、ミャア、ミャア」
一匹の真っ白な仔猫がいます。フワフワの毛並みがどことなく高貴なフインキです。エメラルド色のキラキラした瞳で、アンマンマンを見つめています。
「アンマンマン・・・。お久しぶりです」
ほっそりとした中性的な好青年が、しなやかな腕でその白い仔猫を優しく抱えながら、静かに笑っています。
ひとりぼっちでたそがれていた特選肉マンマンは、ジャームのことが心配です。さきの作戦会議では、特撰肉マンマンとアンマンマンと肉マンマンがN4と戦闘中に、ジャームがドンソンエンタープライズ号で援軍にやってくることになっていたのです。
ドンソンエンタープライズ号は、希代の天才ジャーム・三王子の超絶頭脳の全てをかけて開発されたスーパーマシンなのです。最大出力は百億マン馬力、最高速度はマッハフミアケ、燃費はプリ●スの四十八倍ぐらい優れています。見た目もカッコよく、まさに夢の乗り物なのでした。
特撰肉マンマンは、おもむろにスマートフォンで電話をかけだしました。
「もしもし。わしじゃけど、なにをしとるんじゃ?」
電話の相手はジャームです。
「すみません、特撰肉マンマン。ドンソンエンタープライズ号がなかなか車検をパスしないんです。残念ながら、どうやら、そちらに向かうことはできそうにありません。無念です」
ジャームは電話の向こうで本当に申し訳なさそうにしています。ジャームの頭脳とドンソンエンタープライズの組織力をもってしても乗り越えられぬ壁。それは、現実という名の絶対不変的な存在。今も昔もわれわれの前にそびえ立って、あらゆる希望や夢を阻みます。
特撰肉マンマンは、仕方なくツイッターをはじめました。スマートフォンの液晶に、打たれた文字が浮かびあがります。
(暇なう。相棒がどっか行ったなう。待ち人来ずなう。家に帰るなう。)
孤独に屈してしまった伝説の最強闘神が最期に残した足跡は、いつまでも人々の心に深く刻まれるのでした。
無数のアンマンチが放たれた空間は、いびつな形と色になってしまった異質な状態から、耳をつんざく高周波を反響させながら、元の姿に戻りはじめました。ギチギチギチッという不快音が鳴りおわると、何事もなかったかのような静寂が残りました。
(やりすぎたかもしれん・・・。これだけの攻撃をする必要があったんやろか?でも、あんさんが強すぎるからや、ペルーシャはん。堪忍やで、ホンマ堪忍やで・・・)
本性は大阪在住のおっちゃんであるアンマンマンは、安堵の気持ちで感慨にふけっていました。
「戦闘中に考えごとですか?余裕ですね。それでこそ、わたしの運命の宿敵・・・」
「!!」
氷のように冷たく、不快臭が漂ってきそうな声に、戦慄を覚えるアンマンマン。
(ま、まさか・・・。ヤツなのか・・・)
アンマンマンはドキドキしながらも、恐怖を振り払うように勢いよく振り返りました。
「・・・・・・・」
「ミャア、ミャア、ミャア」
一匹の真っ白な仔猫がいます。フワフワの毛並みがどことなく高貴なフインキです。エメラルド色のキラキラした瞳で、アンマンマンを見つめています。
「アンマンマン・・・。お久しぶりです」
ほっそりとした中性的な好青年が、しなやかな腕でその白い仔猫を優しく抱えながら、静かに笑っています。
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※この話が、アニキ☆マンマン#1~ へ続くと思います、多分。
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