思えば、この30年間歯医者から逃げ続けていた。
あの、耳障りなキーンとした音。
無造作に並べられた痛そうな器具。
なぜか、火がついている。(怖がらせるの?)
診療台に行きつくまでに見てしまう恐ろしい注射達・・・・
逃げて逃げて逃げ続けていた歯医者に昨日から行くことになった。
3日前からテンションが上がらない。
恐怖へのカウントダウン。
昨日なんか「車で事故しないかな」「なんか大地震ないかな」と訳の分からない現実逃避を繰り返す。
しかし、年貢の納め時。時間は待ってくれない。いよいよ歯医者へ。
どうして行くようになったかというと、それは私が小学校の時に見てもらっていた歯医者だからだ。
少なからず、ほかの医者よりも身近に感じ、(遠い親戚らしいので)無茶な治療はしないだろうと考えたからだ。
全国の歯科医の中で唯一信頼できる歯医者さん。
ここで、治してもらわねば一生歯医者へは行けないだろう。心を強く・・・
診療台に寝てすぐに読書する。
衛生士さんから「気を紛らわせているんですかー?」と突っ込まれる。
「はい。その通り」
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終わった。
今日は治療計画と見通しを聞いた。
以外と怖くなく、思い切って次ぎ2回分の予約を入れた。
攻めよう。
歯医者を通してちょっぴり大人になったような気がした。 (大袈裟か?)





