今回も、国立大学編入希望の私大1年生の物理指導をおpないました。
質点の運動方程式を立てることすら、危ないので、
編入物理の力学対策の基本的な本
例えば、 サイエンス社「セミナーライブラリー物理学シリーズ2演習 力学」(今井 他著)
は、使えません
このように高校物理からの復習が必要な場合は、
教学社「伈体系物理Ⅰ・Ⅱ」(下妻清 著)
この本は、私が大学受験生だったころからの、物理の習得と学力のレベルアップに関しては、
名著として名前の通っていたものです。
教科書の公式・基礎概念・法則の導きから始まりその公式や法則を使う難関大にゅし物理の
良問が配置され、物理の基礎把握はもちろんのこと、その」発展学習そして物理的視野の拡張に
大井に適しています。大手予備校から出版されている受験対策書よりもグレードが高いです。
そして、この本の著者下妻先生は、私が高3生のころ生玉神社の近くにある男子校に
しぶしぶ通っていたとき(最近、偶然、15歳年下の後輩と知り合いになりましたが、彼も
私とほぼ類似の感想を抱いていましたね)、天王寺高校(これは、今もそうだけれども昔から
levelの高い公立の進学高校)にすごい物理の先生がいる、といううわさが、
流れていました。後で、わかったのですが、その先生が下妻清 先生だったのです、
名教師の書かれた本は、時代が流れても受け継がれていくものですね。
下妻先生は、その後、京都に「下妻塾」という個人塾を開設なされたようです。
下妻先生の講義は、大学受験のみなsらず、生きていく上の視野の拡大に、大いに、役だったとか。
これぞ、真の教師。
わが母校とは、雲泥の差があります。
さて、今回受講してくれた彼は、上下に重なり合った2物体の運動方程式をたてる段階でギブアップ
でした。