注目されている点として優待の継続についてですが、
親会社になるやまやは過去に優待を廃止していること
については重く考えたほうがいいでしょう。
チムニーはとしてはやまやの子会社になるわけですから親会社の意向が強く出るということを軽く考えてはいけません。
IRに優待の件を問い合わせて「優待は継続です」と言っても大人の事情でコロッと変わってしまうこともあるでしょう。
親会社と子会社の関係は今後の優待継続を占う上で重要です。
チムニーは株価の価値を保ってなんぼの「コロワイド、アトムの関係」とは違います。
TOBの理由として「販路の拡大とシナジー等」をうたっていますが、
150億円に近い投資をしているわけですから利益を吸い上げてなんぼだとおもいます。
効率よく利益を吸い上げる体制を作るのは間違いないです。
やまやは優待を廃止できる会社だということは頭に入れておいたほうがいいでしょう。
優待を継続するとしてもワタミやマルシェのような金券と見せかけて一回の使用上限がある割引券型になるだろうなと思っています。
これであればクーポンを配っているのと一緒なので出してもいいかと思うはずですから。
今の500株で15000円年二回は過剰でしょう。
前も書きましたけど、上記のあきらかに過剰な優待はカーライルが株価を保つために出したと思っていますし。
上場の段階で優待のことをふれている会社なんてなかったですよ。
少しでもいい値段で売りたいと考えているカーライルの考えが見え見えでした。
現物優待についてはまぐろ等の現物もありますが、これはチムニー念願の川上産業の回転率の改善の意味もあるでしょうから、チムニーが構築しているフードチェーンを見直されたら終了の可能性があります。
川上が残るとしても、やまやから来た幹部が「優待用の干物のオーダーが溜まりまくって干すのに時間がかかりすぎてパンクしている状態」等を見てどういう判断を下すのでしょうかw?
この辺を想像すると。。。
チムニー過去の記事 干物パンク等
http://ameblo.jp/newtaro21/entry-11626649581.html
http://ameblo.jp/newtaro21/entry-11627422880.html
http://ameblo.jp/newtaro21/entry-11631439030.html
利益を効率的に上げるとすれば私だったら川上を切り捨てて安いところから食材供給して利益率上げるだろうな。
チムニーに行っている客で
「チムニーは自社で川上からフードチェーンを押さえているからチムニーの店に行きたい」
と考えている人はどのくらいいるんでしょうか?
ほとんどいないだろ。
ということは・・・
を色々妄想してしまうのですけどね。
やまやと違って、使用上限がある割引券程度ならクーポン配っているのと変わりませんし、いきなり廃止はないと思います。
ランチ使用禁止はやりそうです。
チムニー系の店にランチに行くと500円ランチでタダ飯をよく目にしますし、ヤフオクの価格を考えるとヤフオクで買ってタダ飯も結構いそうです。
まとめとして、今回のTOBで今までは「株価維持のために大盤振る舞いをしていた」ことと、やまやの過去の経緯を考えると優待の縮小、最悪廃止まで考えて投資する必要がありそうです。
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