本日は日銀政策決定会合でした。
皆さん注目のイベントだったのではないでしょうか?
全員一致で追加緩和の実施を決定をしました。
詳細は以下のとおり
・長期国債の買入れを10兆円程度増額
・資産買入等基金を5兆円程度増額し70兆円
・ETFの買い入れを2,000億円程度、J-REITを100億円程度増額
・期間6か月の共通担保資金オペを5兆円程度減額
・買入れ対象長期国債の残存期間を「1年以上3年以下」に延長(2年以下→3年以下)。
・基金70兆円の増額完了期間を2013年6月末まで半年延長
マーケットの予想より踏み込んだ緩和だったのではないでしょうか?
市場の反応は一言で言うと
「出尽くし」
期待以上のものを発表したんだと思います。
「なんだかなー」
と思って週末を迎えている人は多いのではないでしょうか?
私もその一人だったりします。
長期国債の買い入れ増額とやっても「1年~2年」を伸ばす程度だと思っていました。
今回驚いたのはETFとJ-REITも増額したことです。
リスク性資産にも踏み込むのは個人的にもサプライズでした。
株価の反応は最初は素直に反応したのですが、一気に売られましたね。
今日のは外部要因もあったので週明けもう少し様子を見てみたいです。
日銀の姿勢も緩和が続いていることが確認されましたし、
短期の反応がどうであれ、じわじわ評価されるかもしれないと思っています。
完全に催促相場に入りましたね。
QEをやる過程のアメリカを見ているようです。
前にも書きましたが、世界の投資家の目が日銀を向いていることは
日本のマーケットにとっていいことだと思っています。
機械受注が寄り前の8:50分発表になって以来、
日本の指標が発表されてもマーケット全スルーで寂しいばかりでした。
日本のマーケット(とくに株)に足りなかったものは「期待感」だと思っています。
日銀の政策に期待感が多少なりとも注目が集まり、政策に期待感が
集まることで外国人をはじめとした投資家の行動を変えるでしょう。
政策に期待→期待にこたえる政策→投資家は評価→政策に期待
このような感じ。
指標が注目されることで短期の乱高下は増えるかもしれませんが、
政策を決定する方もマーケットに反応があったほうが
一層、責任感が生まれるのではないか思っています。
もちろん、投資家もやりがいがあると思いますけど。
●評価損益
ユーロ円 買 107.1@7 -3万
株評価損益 +34万
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