さて、やっと物部メソッド3を音源を聴きながらまとめられました。

さすが「物部メソッドの真骨頂」内容が豊富で、講座内容を実践しながら聞き直し、ノートにまとめたりしたら結構時間がかかってしまいました。


最初はSTEP 1と2の復習から入ります。

(そこで私はSTEP 1の練習をわざわざハードに勘違いして実践していたことに気がついたよ。だから1も2も3回は受講してね、というのは意味あります)

さらっとですが丁寧に腹圧呼吸と循環を感じる事をもう一度しっかり体験。

その後徐々に本題の横隔膜を動かすことに向かっていきます。

まずは身体のストレッチ。

息を吸って吐いて、みぞおちが膨らむ、凹む

肋骨が広がる、縮む

背中が押し上がる、押し下がる

を体感。


次にみぞおちを動かす呼吸に乗せて出るため息みたいな音の声で発声練習。

この時、顎が開いていることや上咽頭が引き上がることが大事なので、ベロッと舌を出し、目は瞑ったりしかめたりしないで見開くことに留意する!

この目を見開いて舌をベロッと出すという表情はポリネシアやアフリカの仮面やニュージーランドのハカで見せる表情と通じるものがあり、天と繋がる聖なる表情なんだろうなあ、と再認識。

さらに眉を開くのも大切、と。(しかめると第三の目が閉じちゃうらしい)


体と喉をストレッチしてゆるませてから、横隔膜をしっかり動かすフェーズに入ります。

◯横隔膜を呼吸でとことん上げ下げする(最終的に5分)

◯横隔膜上げ下げに声をつける

◯横隔膜上げ下げ呼吸にヒへハホフの音を乗せて声と息を出していく。

吸う息をしっかり意識する、声を出すより横隔膜が動いているかが大切。

◯ヒへハホフの横隔膜上げ下げ発声のピッチを上げていく(90.108.126.162.180)


チューリップ以上、全て音源を聴きながら一緒にやる。

チューリップ体に疲れや痛みを感じたら、それは自分の力だけで何とかしようとしている証拠。疲れや「難しいな」と感じたら「自我が出ちゃったな」と認識して、自分は流れや循環の中にいることを思い出す。

(実際、本当に「思い出す」だけでフッと楽になり力が抜けて体が自由になるのですわ)

チューリップど素人でなく、「どプロ」になる、と決意する。

チューリップ楽勝で出来る!と設定する

以上を忘れないで自宅練習を積んでまたきてください、と。


お家での練習は時間的に増えてしまうわけですが、横隔膜を上げ下げしながらの発声は上咽頭を開く発声の練習と被っているところもあるため、日々の負担がそんなに増えるわけでもないかんじです。

何より私は横隔膜が固まりがちな人だからか、これをやると身体の中の方がほぐれて気持ち良いのが良いですね。


STEP 3を受けた日、帰ってきて何気なく「君が代」を歌ったら受ける前日より確実に楽々と強い声で高音域が出たのです。

声そのものが前に比べて力が抜けているのに大きく出るような感じもある。

喉と横隔膜を丁寧に緩めてきた効果が即効で感じられて、やっぱり「真骨頂」だ、と。



物部メソッドは1と2を各3回、という指定回数は真面目に受講した方が私は良いと思う。

彩花先生は基本的な指導内容は変わらないけれど、参加者の雰囲気で毎回少しずつ表現や説明や実践が違うから都度都度新鮮だし、自己流になるのを修正する機会は必要。


私はあと1回ずつ1と2を受けたら3回コンプリート。

STEP3は今回の参加者には6回も受講している人まで居て、STEP 1,2を各3回受講したら自分のものになるまで何回参加しても良いみたい。

実際このSTEP3は何回か繰り返して受けたくなる感じ。

そしてSTEP1は一講座参加者が300人、2は100人、STEP3は60人、とだんだん少数精鋭の本気モードの人に絞られていきます。

ステップが進むほど確かに雰囲気がどっしりしてきて良い感じになる。

少数だけど結構男の方も居て、なかなか良い感じです。


ってことで音源聴きながらできるだけ毎日自主練をやっていきます。

次回物部メソッド受けられるのは諸般の事情で5月になってしまうんだけど(悲しい)

しっかり練習を続けます。


ハカかっこいいよなー。

目を見開き舌をベロッと出すのは威嚇の表情なのかと思っていたんだけど、どうももっと深いね。