タイトルは懐かしいくらもちふさこ先生の蘭丸団シリーズを念頭に置いて。照れ



物部メソッドを2回目受講して、丸1週間。

愚直にコツコツと、体幹運動、腹圧呼吸、裏声トレーニングwith腕振り運動の練習を積み上げました。


わずか1週間でも違うもんだなぁ、と。

効果がビビットに実感できます。

足りないところほど顕著に。


まず体幹。

椅子に浅くかけて足を上げてバランスを取る姿勢で、最初は5分から始めて毎日1分ずつ伸ばしていって、今は10分を目安にトレーニングしてます。

やり始めた次の日から、もう体がしっかりしてきたのが実感できる。

まず、上半身がしっかり立てている。

椅子に長くしゃんと座れている。

お恥ずかしい話ですが体幹が弱くなるにつれて、私は椅子に座るとついつい気を抜くと体がグニャ、となってしまうようになっていたのです。

それが改善されました。

お行儀良い自分、復活。笑い泣き


それから内転筋が生きかえって仕事をしてくれるようになりました。

歩きやすい、前より疲れなくなりました。

朝パートや陶芸指導の仕事は歩きっぱなし、立ちっぱなしなのです。

以前は特に朝2時間、昼2時間の陶芸指導の後は帰り道の公園に差し掛かると脚自体が動かなくなってしまい、30分でもベンチに座らないとまた歩きだせなくなっていました。

(キャディーやってた私がこんなことになるなんて!座りっぱなしって本当によくない!)

それが、休憩しないで駅まで歩き通せるようになりました。

効果が実感できれば、私は現金だから続けることができます。


腕振り運動と上咽頭を振るわせる裏声発声を掛け合わせた体操。

これもやり始めて2 、3日で裏声がクリアに出るようになりました。

自分の生活で裏声なんてまず出さないから解るんだと思う。

物部メソッドのワークショップの会場では、なかなか裏声は出しにくいなぁという体感がありました。

さすがに毎日1000回も腕を振りながらキイキイ発声していると、力も抜けて出しやすくなってきました。

1000回腕を振る腕振り運動も10分はかかるからかったるいんですが、2つの鍛錬を組み合わせることでモチベーションが2倍になり、やる気が削がれません。

腕振り運動の効果の程はまだ体感できませんが、たくさんの効用があるらしいので楽しみに続けていきます。


腹圧呼吸の鍛錬は前と同じに36回本気の息を吐き切るように続けています。

前より楽にできるようになった気がするのは向上したのか、サボり癖がついて手抜きになったのかは判断しにくいところです。

しかし、確実にいつも体に腹に力の入る感覚が意識できるようになり、足の裏がズドン、と地球についている感覚があるようになりました。

見えない尻尾が尾骶骨から出ていて真下に垂れて、地球の中心へ伸びているような感じも。

ってか、今更そんなことを再認識するとは自分は今までいかにフラフラしたグラウンディングできてない姿勢だったんでしょうね。怖いなあ。笑い泣き


思えば一昨年から去年にかけて、経済的な問題が原因でずいぶん苦しい日々を過ごしました。

(禿げそうだった、てか、ずいぶん髪の毛が薄くなったのは事実だったりします)

その苦しい中で、自分が本当にストレスで損なわれて行っている感覚があり、それでも自分はバカポジティブだからお金をかけないで、何とか自分を持ち上げる方法を模索して手を伸ばしました。

通勤の車の中で、感情を込めずに「ありがとう」をつぶやいて100万回ありがとう、を達成したり

ロンダ・バーン氏の「マジック」をみんなで実践するコミュニティに入って感謝のワークをしたり。(これは3ヶ月くらい真面目にやって何か満足したから終了にした。良い本、良いワークですよ。自分の気分がどん底に落ちたら、原点的に戻れる場になったと思う。)

そうやって辛いときには辛いまま自分を放っておかないで探し続ける、手を伸ばし続けると言う態度が、今のまだまだ大変だけれど、去年や一昨年に比べて格段に安定した自分を導き出しているのです。

ここは素直に自分の態度を偉い、と褒め讃えます。


こうやって書いていくと、私は移り気なようでもちゃんと一定期間は積み上げる人なんだな、とは解る。

満足して次に行かないでしつこくひとつを続けていれば、今頃自分はフルマラソンに出たり感謝ファシリテーターにでもなってYouTubeでキラキラして語っちまったりしてたのかしら。

あーら、残念爆笑爆笑爆笑爆笑


でも続けなくなるのも必然なんでしょう。

大分感覚が鋭い方の人間であるから、多分ちょっとの「もう違う」を私の本能は蓋をすることができません。


目下、物部メソッドは続く手応えありまくりです。

例えばヴィパッサナー瞑想やNobu 先生の体操みたいにレギュラーになっていく予感。

これらはハマり切っていた時の熱量で語ったりはしていないけれど、一生続いていく「自分にしっくり来るもの」として自分の生活に組み入れられています。

多分、物部メソッドの発声法もそうなる。

ってことで、今日も明日も地道に地味に積み上げますよー照れ照れ照れ



思えば西式甲田療法も生活習慣化までは行かないけれど、いつも帰れる大事な基礎的ホーム。

具合悪くなったり飢饉が来たら私はいつでもここへ戻る。