雑穀料理にハマったのでヒエ粉で作るマヨネーズもよく作るようになった。
こちら。ヒエ粉のおかゆに塩とレモン汁と油が少々入る。
作ってみて:市販の、卵の、マヨネーズとは正直別なものの味だけれど、ヒエ粉の旨味でマヨネーズ的な満足感がある。
油が大匙2杯なのでとってもとっても軽いんですが、ヒエ粉の旨味で物足りなくはありません。
私としては酸味が足りないのでこのレシピに酢大匙2を足します。
マヨネーズとは別なんだけれど、これ自体が軽くて旨味があってとても美味しいので、私はこれを作ると3日で消費してしまう。
そんなにマヨネーズ使うの?とお思いでしょうが
サツマイモの蒸かしたのにあわせたり、クレープに塗ったり、
一番消費する食べ方は海苔につけて酒の肴にして食べるというもの。
でもたくさん食べてもお腹の調子がどんどん良くなるだけ、という優れもの。
卵のマヨネーズでこの量をこの頻度で食べたらあっという間にお肌はぶつぶつでお腹の調子も悪くなるし、大体において胸焼けしてしまってこんなには食べられない。
(量をたくさん食べられないのは卵のマヨネーズの良いところでもある)
だけど市販のマヨネーズとは正直違うもの。
もっと市販のマヨに似たヴィーガンマヨネーズはないのか、とちょっと彷徨ってみました。
FBFが豆乳と糀の発酵マヨというのの動画を紹介してくれていた。
こちら。
ベースが豆乳と米糀を発酵させたもの。
作ってみて:乾燥糀を使ったからか、乾燥分の大匙2の水をあらかじめ入れておいても水分が足りない~という感じになり、
調味段階で豆乳を付け足しつけたし、結局合計で1カップくらい入れました。
そしてとにかく、甘い!!!!!
美味しいけどすごく甘酒的に甘い。
塩も酢も全然レシピのままでは足りないので(そもそも豆乳を追加して分量的に倍になっているし)
塩の量も小さじ2程度に増やし酸味も穀物酢大匙2、レモン汁大匙2に。
油はレシピ通りにこめ油大匙2。
これはね、美味しい。糀の美味しさのコクで食べさせる。
しかしとにかく甘い!味のバランス的に甘さだけが突出してしまうので、自分で味を見ながら他の材料を足すことになった。
でも甘酒の旨味でコクが出ていて美味しい。
甘酒特有の香りがちょっと「あ~甘酒だ~」と思わせてくるのややマイナス、と思ったが日が経つにつれ甘酒の匂いはなくなっていきます。
このマヨは、正直マヨネーズとしては甘すぎるので、バナナとか甘いものを包むクレープなんかに塗ったり、後半は次で作る豆乳と油主体のギトギト系ビーガンマヨネーズと混ぜたりして使い切りました。
ゆで卵とかじゃがいもに合えたりしたらそこまで甘い、とは思わず、また甘いにしても「これはこういうもの」と思えば良いって感じ。
ただ二度は作らないな。
強烈に甘い甘酒を少量作るにはどうしたら良いか、というスキルは手に入りました。
豆乳:油が1:2なヘビーなビーガンマヨネーズ。
私は米油とオリーブ油半々で作りましたが、ちょっと癖っぽくなってしまい、素直に米油だけのがよかったかも。
これはすごく簡単、かつ一番マヨネーズらしい味がしたかもしれない。
キモは豆乳と油が混ざりきるまでお酢を入れないこと、(分離するから)らしい。
しかし、重た過ぎました。
重たいぞー、気をつけて食べよう、と思っていたのに今気に入ってる酒の肴「海苔にマヨネーズ乗せて食べる」をこれでやったら次の日お腹が重たい重たい。
これは普通の市販の卵のマヨネーズよりずっとヘビーな食材です。
危険危険!
こんなのビーガンレシピって言ったって体にどうよ?
と、いうわけで結局は甘酒のマヨネーズと半々くらいに混ぜて使いました。
そしてこれが最も市販の卵のマヨネーズに味は近かったです。
この豆乳と油のマヨネーズって、お酢を入れないで塩だけ入れれば普通にバターの替わりに使えそう、それほどリッチandヘビー。
3種類ためしてみて。
マヨラーに近いほどマヨネーズが好きな私としては、ヒエ粉のマヨネーズに酸味と油をもう少し増やす方向で自分が好きな味を追求していくことにしました。
油が豆乳の2倍入ったタイプはそれ単体では重すぎ。
美味しいけど、これはビーガンバターとして考えるべきです。
たぶん、今後はヒエ粉のマヨネーズベースにお酢と油を少し増やしたもので塩梅を見ていくことになりそうです。
なんか市販のマヨネーズもどんどん値上がりしてるし、買わないで良いなら足を洗いたいもんね。
これはヴィーガンじゃないシンガポールチキンライス。
付け合わせのお芋に3種のマヨネーズの混合マヨがかけてあります。
正直一番市販に近いのはこの3種混合だがわざわざ3種を作って混ぜられないよ。